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インターネットを利用した物の消費が当たり前の時代となった昨今。店頭には並ばなくても、インターネット通販で購入できる商品は山ほどあります。自分の好みや悩み、いろんな要望で検索すれば、それに答えるように様々なニーズに合わせたアイテムが見つかるので、とても便利ですよね。
しかしその反面、店頭で買うのと違って実際に手にとって感触を確かめるということができないのもインターネット通販の不便なところ。それほど高額でなくとも、使ってみたら合わなかった、という思いをそう何度も繰り返したくないですよね。
そこで、インターネット通販を中心に販売しているものの中から私が実際に使ってみた商品についてオススメのものをレビューしたいと思います。
今回は顔用の日焼け止めをご紹介します。参考にしていただければ嬉しいです。
顔に使う日焼け止めについて、私が特に気にしてチェックしている条件を元にオススメの商品を絞り込みました。
コンビニやドラッグストアなどで売られているものでも、今年からは「添加物フリー」や「紫外線吸収剤フリー」などを謳い文句にしたものが多いほど、肌への刺激になるものを極力排除するような意識が高まっているようです。
とはいうものの、何を持って添加物と言えるか、また何が肌によくないのか、という点については賛否両論ありますので、今回はそれぞれの商品についてどのような形で肌に優しい作りになっているのかなどを説明しながら紹介していきます。
顔用の日焼け止めは、メイクをすることを考えると、体に塗るのとは違って何度も塗り直したりすることが難しいですよね。また、日焼け止めの上からメイクを重ねるとよれや崩れなどの心配もあるので、できるだけ長時間肌に密着し崩れにくいものを選びたいところ。
実際に私がメイクの下に塗って試して、実感として良いと判断したものだけを厳選しました。
お肌に優しい日焼け止めを選ぼうとすると、紫外線吸収剤フリーのものが多く、そうなれば紫外線散乱剤である酸化チタンなどが主成分となり、そのためどうしても日焼け止め成分が白く浮いてしまうことがしばしば。
ですが今回は、肌への優しさも考慮しつつ、白浮きもなるべくしにくいものを探してみました。
価格:3,500円(税抜)
内容量:30g
購入方法:通販のみ
こちらは化粧下地となっていますが、UVケア、美容液も兼ねた1本三役のアイテム。
「メイクから肌を守る」のがこの商品の最大の目的だそうで、超敏感肌でも使えるほどの低刺激&スキンケアに全振りしたようなUVケア下地となっています。
成分としては、肌を整えてくれる金コロイドや、保湿性の高いシャクヤク根エキス・セイヨウトチノキ種子エキス・ヒメフウロエキスなど、スキンケア成分を豊富に配合しています。肌をキレイに見せながら、守るというわけです。
ほとんど美容液に近い感覚で使えるため、メイク以上に肌負担の大きい「クレンジング」すら不要という肌への優しさを実現しています。
※この上からメイクした場合はクレンジングが必要です。
▼塗った状態:
肌への馴染みは3つの中でもっともすぐれており、艶やかでしっとり見せます。
▼水を吹きかけ指でこすった状態:
撥水性は低く、水も馴染んでしまいます。指でこすると成分が溶け出てしまいます。
汗をかきやすい日などの外出には向いていません。
【こんな人・こんな時にオススメ】
・とても肌が弱い人、敏感肌
・基本室内で過ごす日
・肌荒れしている時
・とにかく肌に負担をかけたくない時の日中スキンケア
価格:2,000円(税抜)
内容量:30mL
購入方法:通販のみ
沖縄のさんごの紫外線カット効果に着目し開発された他にないアプローチの日焼け止め。
国内産の自然素材であるさんごとシリカパウダーの細かな粒子が、毛穴ケアをしてくれるので、肌映えもします。
さらに防腐剤、鉱物油、石油系界面活性剤、合成着色料、エタノールフリーで、肌の乾燥・ダメージを防ぎます。
▼塗った状態:
つけ心地はさらっとしていて、凹凸のないマットな陶器肌に見せてくれます。
▼水を吹きかけ指でこすった状態:
撥水して水がほとんど混じることもなく、サラサラ感が持続。汗をかいてもしっかり肌を守ってくれそう。
【こんな人・こんな時にオススメ】
・刺激成分でトラブルが起きやすい敏感肌の方
・鼻や頬の皮脂・毛穴が気になる方
・汗をかきやすい時、真夏の日中メイクに
・ナチュラルメイクやノーファンデメイクの時(毛穴カバーできる)
価格:5,000円(税抜)
内容量:30g
販売方法:通販(店頭は未確認)
こちらは日中用美白クリームでありながら、最高レベルのUVカット効果で強力に紫外線をブロックするため、日焼け止めとしても適しています。
医薬部外品ということで、有効成分としてトラネキサム酸が配合され、シミ・そばかすを防ぎ、またグリチルレチン酸ステアリル配合で、ニキビや肌荒れを防ぎます。
機能面としては、汗や水などによるヨレを防ぐ成分が豊富に配合されていて、皮脂によるテカリについても大豆成分が防止してくれます。
なんだかんだ言っても日中用クリームですので、スキンケア成分もしっかりと入っています。美容2大成分、コラーゲン&ヒアルロン酸配合で、朝塗って夜までもっちり肌を保ちます。さらに海藻エキス、ピオニーエキスが、肌の潤いとハリをキープ。
肌への優しさについてですが、パラベン、エタノール、鉱物油、香料、着色料フリーということで、肌に刺激になるものや、機能的に必要でないものは排除しています。
紫外線吸収剤配合ですので刺激成分がほとんど入っていないとは言い切れませんが、その分白浮きを防ぎ使い心地もいいので、「どうしても吸収剤は使いたくない!」という人でない限りはとても満足できるものになっていると思います。
▼塗った状態:
柔らかなクリームタイプ。伸びが良いので少量でもしっかり付きます。
ほとんど何もつけていないような軽さと密着感。白浮きはしませんが、ハリと潤いがあるため、全体的に明るくトーンアップした感じです。
▼水を吹きかけ指でこすった状態:
水をかけて指でこすってみても水が混じることなく、しっかりと撥水。
汗にも強いでしょう。
【こんな人・こんな時にオススメ】
・日焼け止めのベタつきや突っ張った感じが嫌という方に
・朝の乳液やクリームのようにスキンケア感覚で使えるため時短したい時に
・夏のアクティビティにも耐えうる強いUVカット効果と、崩れにくさ
・メイクをしっかりしても化粧崩れの心配なし
日焼け止めは、いくら肌に優しい成分でできているとは言ってもUVカット効果が高いほど洗顔で落ちにくくクレンジングで肌への負担がかかります。かと言ってUVカット効果がそれほど高くないものにすると塗り直しが必要だったり、紫外線ダメージが少しずつ蓄積されてしまいます。
ですので、私が一番おすすめしたいのは、やはり使うシーンに合わせて何種類か用意しておくことです。
・それほど汗をかいたり外出の時間が少ない日は、肌負担が低くUVカット効果も高くないものを使い、
・夏や日中出歩く紫外線を多く浴びる日は塗り直ししやすいものか、ある程度UVカット効果の高いものを、
・そしてスポーツなどでアクティブに過ごす日などは、肌にある程度負担があったとしても水に強くUVカット効果も最高値のものを、
といった具合に、3種類ほどあればほとんどのシーンでは事足りるかと思います。
今回はある程度肌へ優しいものを選びましたが、皆それぞれ肌質は違いますので、人によっては合う・合わない、また肌トラブルが出てしまうものもあるかと思いますので、使う前には念のため肌の目立たない場所で試すようお願いいたします。