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甘酒の主成分はブドウ糖のため、すぐにエネルギーとなり元気が出るので「飲む点滴」と言われています。
しかし、一気にコップ1杯を飲み干すと、血糖値はすぐに上がってしまいます。
これは糖尿病や糖尿病予備軍の人にとっては好ましくありません。
健康な人にとっては美容と健康に最適な飲み物ですが、血糖値が気になる人はデザートなどの甘味として用いるとよいでしょう。
甘酒の成分は、ブドウ糖、ビタミンB1、B2、B6、アミノ酸、オリゴ糖、葉酸、食物繊維などです。
なんとこの成分は、点滴の成分とよく似ているというのだから驚きです。
甘酒には米麹で作る甘酒と酒粕で作る甘酒がありますが、米麹で作る甘酒は、お米に麹菌を加えて発酵させています。
アルコール分はないので、お酒が苦手な人も飲めます。
一方、酒粕で作る甘酒は、もろみを絞った後に砂糖で甘味をつけて作られているので、お酒に弱い人は酔っぱらってしまうこともあります。
甘酒を牛乳や水で割って寒天で固めたり、砂糖の代わりに調味料として使うことで、糖分摂取に気を使っている人も使用できます。
砂糖を一切使わない優しい甘さの甘酒を使ったデザートをお試しください。
お酒の苦手な人や子どもには米麹で作った甘酒を使いましょう。
甘酒100CC
プレーンヨーグルト70g
粉ゼラチン5g
ぬるま湯で粉ゼラチンを溶かしておきます。
ボールに甘酒とヨーグルト、溶かしたゼラチンを入れて混ぜ、カップに入れて2~3時間冷蔵庫に入れて固めます。
でき上がったら季節のフルーツを飾ります。
りんご2分の1個
甘酒 100CC
水150CC
粉ゼラチン5g
りんごはよく洗って細かく切り塩水につけておきます。
水をよく切って、電子レンジで加熱し、冷ましておきます。
ぬるま湯で粉ゼラチンを溶かしておきます。
好みの容器に入れて2~3時間冷蔵庫に入れて固めます。
甘酒 100㏄
白玉粉100g
水50㏄
蒸し小豆または煮小豆(砂糖を含まないもの)
白玉粉に水を加えながらを、耳たぶくらいの柔らかさにします。
小さめの団子12個を作り、沸騰したお湯に入れてゆで、浮いてきたら冷水にとり、冷まします。
器に白玉団子を盛り、甘酒をかけ小豆をトッピングします。
パイナップルやバナナ、キウイ、オレンジなど好みのフルーツを食べやすい大きさに切り、適量の甘酒であえます。
甘酒150㏄
ホットケーキミックス150g
ボールに甘酒とホットケーキミックスを入れて混ぜ、市販の紙カップに注ぎます。
納豆やレーズン、ナッツ類など好みのものをトッピングして、蒸し器で10~15分蒸します。
食パン6枚切り2枚に対して、甘酒100㏄と卵1個を用意します。
食パン1枚を4等分し、溶いた卵と甘酒を混ぜ合わせた中につけておきます。
途中で裏返し液をしみ込ませます。
フライパンに油を引き、両面を焼きます。
活性酸素は紫外線を浴びる事などで発生するもので、活性酸素によって肌は劣化が進んでいきます。
甘酒は、抗酸化作用があるため、この活性酸素を除去する事から、肌の老化を防ぎます。
また甘酒に含まれる必須アミノ酸は、肌の乾燥を防ぎシミやシワを予防するほか、パントテン酸がコラーゲンの生成を促してくれるため、ハリのある肌を維持することができます。
甘酒は生活習慣病の予防や、腸内環境を整えて便秘解消にも役立ちますが、砂糖が含まれていない米麹の甘酒の方が抗酸化作用が強いようです。
化粧品にも「麹酸」が配合されたものがありますが、この麹酸にはメラニン色素を抑制する働きがあります。
作り方は甘酒とはちみつを各大さじ1杯いを混ぜ合わせ、顔に塗って10分ほどおき、洗い流します。
肌の弱い人は、手の甲や足などに塗ってお試しください。
入浴の際におこなうと、ベタベタせずにすみます。
甘酒は夏バテ防止にもなるので、上手に利用して食卓に乗せましょう。
糖質が気になる人は、そのまま飲むより調味料やデザートに使うと血糖値の急上昇が防げます。
海外では「ジャパニーズヨーグルト」と呼ばれ、モデルさんや女優さんたちが美容のために飲んでいるようです。
今年の夏は日本発の甘酒を暮らしに取り入れて、夏バテ知らずの日々を送りましょう。