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小豆は、体を酸化させる活性酸素を取り除く食材の代表格で、便秘やむくみを解消するうえ、美肌やダイエットにも効果的です。
その他にも、痒みをともなう吹き出物や、高血圧の予防や改善にも効果があります。
小豆の主な成分は、イソフラボン、サポニン、カリウム、ポリフェノール、食物繊維、鉄、ビタミンB1、B2などです。
小豆には、人の体に微量ながらも必要な必須アミノ酸のイソロイシン、ロイシン、リシン、バリン、ヒスチジン、トリプトファン、などがすべて含まれており、免疫機能を上げてくれます。
小豆には必須アミノ酸がバランスよく含まれているので、毎日の食事にとり入れたい食材。小豆はスイーツを始め和食にも洋食にもあう食材ですので、小豆と相性の良い組み合わせを考えて、積極的に食べましょう。
小豆は下処理が面倒という人も、炊飯器でまとめて「煮小豆」を作っておくと手間がかからず、どんな料理にも応用できます。
小豆300gを洗って、お米3合分の目盛りに水を入れ、普通に「炊飯」モードで炊きます。
出来上がったら小分けして冷凍保存しておくといつでも使えます。
どんな食材も食べ過ぎるとよくありませんが、豆類は消化がよくないので、お腹が張ったり、吐き気がすることもあります。
また、小豆に含まれるカリウムは利尿効果があるので、食べ過ぎるとトイレが近くなってしまいます。
<2人分>
(かぼちゃ4分の1個、煮小豆100g~200g)
かぼちゃは、ひと口大に切って、ヒタヒタの水で煮ます。柔らかくなったら煮小豆を加え少量の塩のみで味付けします。
<2人分>
(玉ねぎ2分の1個、リンゴ4分の1個、ニンニク1かけ、コンソメスープの素、カレー粉または市販のカレールー、蒸しミックス豆、煮小豆)
最近では蒸した状態で真空パックになった大豆、黒豆、ひよこ豆やいんげん豆などのミックス豆が市販されています。
作り方は簡単で、普通のカレーと同じように玉ねぎをみじん切りにして弱火~中火でじっくりと炒め、あめ色になったら全ての材料と水適量を入れて、20分程度煮込むだけ。
常備食の煮小豆とともにカレーにすると簡単にビーンズカレーができ上がります。
<2人分>
(トマト1玉、お好みの量の煮小豆)
トマトは1㎝くらいに切って、煮小豆とともに水とコンソメスープの素で煮ます。
トマトには、小豆に含まれないベータカロテンやリコピン、ビタミンCを豊富に含むため、体調をよくします。
便秘解消効果を得るには、ビフィズス菌の入ったヨーグルトを、2週間ぐらい毎日食べると効果があると言われますが、煮小豆を加えると1週間で便秘によるぽっこりお腹が解消されます。
<2人分>
(リンゴ2分の1個、お好みの量の煮小豆)
リンゴはくし形に薄くスライスし、耐熱皿に並べ、煮小豆をかけ、オリゴ糖少々をふりかけ電子レンジにかけます。
小豆には血栓を解消する働きがあるとともに、体を温めて血の巡りを良くする作用があります。
定期的に小豆粥を食べる習慣をつけておくと、むくみの予防になります。
煮小豆を作っておくと、ご飯と一緒に水を加えて煮るだけで簡単に小豆がゆが作れます。
冷やご飯で作る場合は、ご飯を水で洗っておくとサラサラのおかゆができます。
ホットケーキミックス100gに対して黒すりごま大さじ2杯、黒砂糖粉末大さじ2杯、卵1個を混ぜ合わせ、カップに注ぎ煮小豆を上に乗せ、蒸し器で7~8分蒸します。
竹ぐしを刺して何もついてこなければ出来上がりです。
材料は、絹ごし豆腐1パック、煮小豆100g、ゼラチンパウダー5gです。
ゼラチンパウダーはふやかし、電子レンジで加熱し混ぜておきます。
豆腐、小豆、ゼラチンをすべてミキサーにかけて、型に入れて冷蔵庫で冷やします。
好みで、きな粉、黒蜜、ホイップクリーム、アイスクリームなどをトッピングして、食べます。
煮小豆に黒砂糖と黒ゴマのすりごまを混ぜ合わし、市販のギョーザの皮で包みゴマ油で焼きます。
弥生時代から食べられていたと言われる小豆は、血圧や血糖値を安定させ、悪玉コレステロールの上昇を抑える働きがあります。
小豆は、砂糖を加えたあんこの状態になっても、生活習慣病の予防となる成分が損失しないのも魅力です。
まとめて煮小豆を作って小分けし、冷凍しておくと、いつでも料理に使うことができます。