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ここで言う「腰まわりの筋肉」とは、腰の筋肉である「脊柱起立筋下部」や、わき腹の筋肉である「内腹斜筋」と「外腹斜筋」のことです。
これらの筋肉は、普段使われることがないので、筋力が低下しやすいと言えます。そのためたるみやすく、エクササイズで強化する必要があります。
では、どのようなエクササイズをどのように行うべきか?今回は、腰まわりの引き締めに有効なエクササイズとして、以下の5つをご紹介したいと思います。
5つのエクササイズ全てを行うというよりも、この中からご自身に合ったエクササイズを選んで行っていただけたらと思います。
背骨を真っ直ぐに伸ばした状態を保持することにより、脊柱起立筋が鍛えられます。
30~60秒間の体勢の保持を、1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。
腰に負担をかけずに脊柱起立筋に効かせるには、両肘と両膝を床から離したら、そこから腕と脚を前後に伸ばすようにすることがポイントです。
顔は上げないようにします。頚椎への負担が大きくなってしまうからです。
そうすることで脊柱起立筋下部を鍛えることができます。
左右交互に20~30回のバタ足動作を、1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。
腰から脚を動かしていくようにすることで、脊柱起立筋下部に効かせることができます。
脊柱起立筋下部への効果を高めるには、足首を曲げて行うようにします。足首を伸ばすと太もも裏側の筋肉にも刺激が分散してしまうからです。
わき腹の筋肉を伸縮させることで、内・外腹斜筋を鍛えることができます。
左右それぞれ15~20回を3セット行います。
内・外腹斜筋への効果を高めるには、上体を真横に倒しながらかかとを上げるようにします(写真赤矢印参照)。そうすることで、骨盤が挙上し内・外腹斜筋を更に収縮させることができるようになるからです。
わき腹から上半身と下半身を起こしていくことで、内・外腹斜筋を鍛えることができます。
やはり左右それぞれ15~20回を3セット行います。
内・外腹斜筋への効果を感じられるようにするには、ナイフを折り畳むイメージで、わき腹を支点に上半身と下半身を起こすようにします。
上半身と下半身は、下になっている肘と膝が床から離れるまで上げるようにします。
上半身と下半身を起こす際には、勢いを使わないようにしましょう。
そうすることで内・外腹斜筋が鍛えられます。
1分程度の休憩を挟みながら、左右交互に20~30回を2~3セット行います。
内・外腹斜筋に効かせるには、お腹から上半身と下半身を捻り起こすようにします。
捻り起こした時、目線はわき腹に向けるようにすると内・外腹斜筋が収縮していることが感じられるようになります。
今回は腰まわりのたるみが気になる方に向けて、「腰まわりの引き締めに有効なエクササイズ」を5つご紹介しました。
これらのエクササイズを週3回の頻度で続けるようにすることで、2~3ヵ月で効果が現れるようになります。
よく「腰まわり引き締めエクササイズを始めて3週間が経ちますが、なかなか効果が現れません…」という声を耳にしますが、3週間程度では効果は現れません!今行っているトレーニングが成果となって現れるのは、2~3ヵ月後ということをしっかり認識しておきましょう。
そのためにはエクササイズを続ける必要がありますが、「なりたい腰まわり」をできるだけ具体的にイメージしながら取り組むことが続けるコツです。
エクササイズを行い続けて、引き締まった腰まわりを手に入れてくださいね!