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バストやヒップに適度なボリュームがあり、ウエストが引き締まったカラダを作るには、ズバリ「筋肉」が必要と言えます。筋肉がなければバストアップやヒップアップは実現できないと言えるからです。
そのため女性らしい、メリハリのあるカラダを作るには、筋肉量を増やすことがポイントとなります。
筋肉量を増やすには「筋トレ」を行う必要がありますが、ただやみくもに行っても筋肉量を増やすことはできません!筋肉量を増やすためには、10回前後反復可能な強度で1分から1分半の休憩を入れながら、3~6セットに設定して筋トレを行うようにします。
中程度の強度でセット数多めで合間の休憩時間を短めにすることで、血液中に「乳酸」が蓄積されるようになります。乳酸が蓄積されるようになると、脳下垂体前葉というところから「成長ホルモン」が分泌されるようになります。成長ホルモンには、文字通り筋肉の成長を促す作用があることから、筋肉量アップ効果につなげることができると言えます。
それでは具体的に「メリハリのあるカラダ、女性らしいカラダ」を作ることができるトレーニングプログラムをご紹介していきましょう!
ここでご紹介するプログラムは、特別なトレーニングツールを使わないので、ご自宅でも手軽にできるものです。
ダンベルなどがなくても、水の入った500mlペットボトルが2本あれば十分です!あとはヨガマット、もしくは大きめのバスタオル1枚あればできるプログラムです。
トレーニングを実施するにあたり、周りに障害物がないことを確認しておきましょう。
そうすることでお尻の筋肉である「大殿筋」に効かせることができるので、ヒップアップ効果が期待できます。他にも太ももの筋肉である「ハムストリングス」や「大腿四頭筋」にも効かせることができます。
10回を1分間の休憩を入れながら、3~6セット行います。
大殿筋に効かせるには、お尻が決め手となります。具体的には、お尻を後ろに突き出すことと、そのお尻を膝の高さ、もしくはそれよりもやや低い位置まで下ろすことで大殿筋に効かせることができます。
背中を反らせたり丸めたりしないようにしましょう。胸を前に、お尻は後ろに突き出すことで、背中のラインをまっすぐに保つことができるようになります。
お尻を膝からお腹までを結ぶラインが一直線となるまで上げることで、大殿筋に効かせることができます。
10~15回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。
大殿筋に効かせるには「足の位置」がポイントで、膝の真下にかかとが位置するようにします。そうすることで太もも裏側の筋肉ではなく、大殿筋に刺激が伝わりやすくなるからです。
ヒップリフトを行う際は、背中を反らさないように注意しましょう。背中が反ってしまうと大殿筋に効かなくなるだけでなく、腰を痛めてしまう可能性があるからです。肩甲骨を床から離さないようにすると、背中が反りにくくなり大殿筋への効果を高めることができます。
ウエイトを引き上げることで背中の筋肉である「広背筋」に、肩甲骨を内側に寄せることで「僧帽筋中部線維」などに効かせることができます。そのため姿勢が良くなり、バストアップ効果につなげることができます。
10回を1分間の休憩を入れながら、3~6セット行います。
広背筋に効かせるには、肘でウエイトを引き上げるようにします。そのためには、エクササイズ中は常にウエイトを持つ手が、肘の真下に位置するようにします。
エクササイズ中は背中を丸めたり反らしたりしないようにしましょう。腰への負担が大きくなってしまうからです。お尻を後ろに引くようにすると、背中のラインをまっすぐに保ちやすくなります。
上腕部の「開いて閉じる」という動作と肘を伸ばす動作によって、胸の筋肉である「大胸筋」と腕の裏側の筋肉である「上腕三頭筋」に効かせることができます。そのためバストアップ効果と二の腕引き締め効果が期待できます。
10回を1分間の休憩を入れながら、3~6セット行います。
広背筋と同様、胸と腕の筋肉に効かせるには、肘がポイントになります。開いた肘を、胸の前で閉じるようにすることで大胸筋が鍛えられます。
そうすることで大胸筋に効かせることができ、バストアップ効果が期待できます。
10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。
肩甲骨を内側に寄せたままの体勢で、胸の前で左右の肘を合わせるようにすることが大胸筋に効かせるポイントです。
エクササイズ中は、呼吸が止まらないように注意しましょう。
そうすることでお腹の筋肉である「腹直筋」に加えて、わき腹の筋肉である「内腹斜筋」と「外腹斜筋」に効かせることができ、ウエストラインの引き締め効果が期待できます。
左右交互に20~30回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。
上体を捻り起こす際、肩を内側に回すようにすることが内・外腹斜筋に効かせるポイントです。
エクササイズ中は両肘を閉じないようにしましょう。両肘を閉じてしまうと、腹筋ではなく腕の力で起こしてしまいやすくなるからです。
そうすることでわき腹の筋肉である「内腹斜筋」と「外腹斜筋」に効かせることができ、くびれのあるお腹を作ることができます。
左右それぞれ15~20回を2~3セット行います。
わき腹を支点に上半身と下半身を起こすようにすることで、内・外腹斜筋に効かせることができますが、その際下になっているわき腹を床に押しつけるようにしながら起こすようにします。
上半身と下半身を起こす際は、反動を使わないようにしましょう。
今回は、自宅でしなやかな女性らしいカラダを作ることができるトレーニングプログラムをご紹介しました。トレーニングは合間に休養日を1~2日挟んで、週2~3回行うようにしましょう。
しかし、筋肉はトレーニングだけでは作ることはできません!食事も筋肉作りには重要です。筋肉量を高めるための食事の摂り方については、【筋肉量アップに導く「3つのコツ」】の中でもお伝えしておりますので、是非こちらも参考にしていただけたらと思います。