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体の冷えは健康・美容・ダイエットとあらゆる面で悪影響を及ぼします。近年、「温活」や「冷え取り」がブーム。靴下の重ね履き、腹巻き、レッグウォーマー、スパッツなどを活用して、体ポカポカモードをキープする「温活女子」も登場しました。
ですが、靴下をひたらすら重ね履きしたり、分厚いニットやインナーを着込んだりするのは本当の意味での温活とは言えません。かえって、冷えを呼び込むこともあるのです。
ここで、温活にまつわる基礎知識をおさらいしておきましょう。
人間が健康的に暮らしていくためには、体温36.5度以上が必要です。ロート製薬株式会社によると、体温が1度下がるだけで免疫力が低下。35度台だとがん細胞が増えやすいのだそうです。
免疫力が低下すれば風邪を引きやすくなったり、さまざまな病気に罹患するリスクが上がったりと、良いことは一つもありません。さらに、コロナ禍にある現在、免疫力をUPするためにも冷えはなんとかしておきたいところですね。
その他にも、以下のような悪影響があると言われています。
なお、体の冷えの原因は、気温の低下や薄着で過ごすだけでなく、運動不足、バランスの悪い食事、ストレス、睡眠不足など多岐に渡ります。
温活は読んで字の如し、体を温める活動のこと。ただし、ここで注意したいのは「温めるべきは体の深部」という点です。先程触れたとおり、靴下の重ね履きや厚着は体の表面を保温してくれますが、体の内側から熱を作り出すことはできません。
それどころか「温めてくれるなら、頑張らなくていいや」と体が勘違いして、自ら温める力が低下するとも言われています。表面を保温することも温活に役立ちますが、もっとも肝心なのは体の内側をポカポカモードにすることだと心得ておきましょう。
それでは、基本の温活4つをチェックしていきましょう。温活初心者さんは、まずこの4つをマスターしてくださいね。すでに温活に取り組んでいる方も、基本ができているか確認してみましょう。
筋肉は、体温の約4割を生み出すポカポカ装置ともいえる存在です。したがって、体の深部体温を上げるには、筋肉がかかせません。体の熱をキープするためにも、筋トレを習慣にしましょう。
筋肉の7割は下半身にあります。下半身の筋トレには、スクワットがおすすめです。
1日30回を目標に取り組みましょう。なお、不要な怪我を防ぐために、膝がつま先より前に出ないようにしてください。
朝は忙しいから、食欲がないからと食事抜きはNGです。体に必要な栄養が不足して、熱を作り出せません。
だからといって、朝からがっつり食べるのも×。「朝は排出の時間」と言われているので、しっかり食事すると排泄のための臓器が働かずに老廃物がたまったり、血液の流れが悪くなったりして、冷えを呼び込みます。
そこでおすすめなのが、汁物。味噌汁や野菜スープで体をじんわり温めましょう。ほかにも、体ポカポカ食材の人参をジューサーにかけたフレッシュなジュースも良いでしょう。
加熱処理で乾燥させたショウガパウダーをプラスすれば、さらに体の内側からポカポカになれますよ。
70g 1,490円(税込)
通常の生姜の5倍の辛さと香りがある九州産の黄金生姜を使用。さらに、黄金生姜を熟成・発酵させた黒生姜プラスなので、体のめぐりやポカポカを徹底サポートしてくれます。
いつもの飲み物に少量混ぜるだけで、体の内側からポカポカになるのを感じられますよ。
「頭寒足熱」をベースに、首・手首・足首・腰首(ウエスト)の4つの首を温める服装を心がけましょう。肌着やカットソーなど薄手の衣類を重ねると空気の層ができて、温かさを感じやすくなります。
厚手のニットや裏起毛のトップスなどは温かいイメージがありますが、衣類の重みで空気の層が潰れたり、暖房のきいた室内では暑すぎたりすることも。室内と屋外のどちらで過す時間が多いかも加味して、体温調整しやすい服装をチョイスするようにしましょう。
なお、体の中心であるお腹は、腹巻きでしっかりガードするのがおすすめ。お腹を温めると、便秘、むくみ、生理痛など女性に多いお悩み解消にも有用です。
864円(税込)
コットンと絹の混紡糸で編み上げたふんわり&もっちりな肌触りの腹巻きで、お腹からお尻まで包み込んでくれます。妊婦さんでもゆったり着用できるほど伸びが良いので、締め付けが苦手な人でも使いやすいですよ。
「寒い冬は布団が冷たすぎて眠れない」と電気毛布を使っている方も多いのではないでしょうか。眠る前まで布団を温めるのはOKですが、一晩中使用するのはやめましょう。体が温まりすぎて、脱水してしまいます。
また、足が冷たいから靴下を履いたまま眠るのもNG。靴下の締め付けで血液の流れが滞り、体の冷えにつながりかねません。
また、ぐっすり眠るには「入浴などで体温を上げる ⇒ 足裏などから放熱して体を冷ます」というプロセスが必要です。良質な眠りのためにも、靴下は履かずに眠りましょう。
どうしても足が冷える場合は、自然な温かさで足元をほわっと温めてくれる湯たんぽがおすすめ。足首が冷える場合は、ゆったりしたレッグウォーマーを活用しましょう
2足組 1,100円(税込)
本体生地オーガニックコットン100%のリブ編みレッグウォーマー。長さ47cmで膝下から足首まですっぽり覆ってくれます。眠るときに使うなら、クシュクシュッとさせると空気の層ができて保温効果がUPします。
「あれも取り組んで、これも準備して」と頑張りすぎる必要はありません。まずは、基本の温活4つに、しっかり取り組んでみましょう。そして、コツコツ継続して、今年は1年を通してポカポカモードで過ごしてくださいね。