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くびれを作るにはウエストとヒップの比率が重要で、くびれを美しく見せるには、ウエストとヒップの比率が7:10となっている必要があるということでした。
それではくびれを作るにあたり、ご自身のウエストとヒップの比率を把握しておきましょう。
ウエストとヒップの比率は、「ウエストとヒップの測定」と「ウエストとヒップの比率を算出する」という2つのステップで把握することができます。
まずはウエストとヒップを測定していきます。メジャーを用意していただき、鏡の前で測定していただくとよいでしょう。
お腹の一番細くなっている部分にメジャーを巻いて測定します。
お腹の一番細くなっている部分がどこかわからない場合は、おへその2~3cm上の部分とご理解していただければと思います。
なるべく空腹時などお腹が極端に膨らんでいないタイミングで、できるだけリラックスして測定するようにしましょう。
お尻のふくらみが一番高くなっている部分をメジャーで測定します。
メジャーが床に対して平行になるようにして測定するようにしましょう。
ウエストとヒップを測定しましたら、ウエストの数値をヒップの数値で割ってみましょう。
くびれが美しく見えるウエストとヒップの比率は7:10ですから、ウエストの数値をヒップの数値で割って0.7になれば理想的ということになります。
例えばウエストが61cmで、ヒップが86cmの場合、61÷86=0.7となるので、この場合くびれが美しく見えるウエストとヒップの比率になっていることになります。皆さんはいかがでしょうか?
繰り返しになりますが、くびれはウエストとヒップの比率によって成り立っています。このことが頭に入っていれば、くびれを簡単に作ることができるようになります!
くびれを簡単に作るコツは、ウエストを引き締めるエクササイズと合わせて、たるんだヒップを引き上げるエクササイズを行うようにすることです。
ここでウエスト引き締めとヒップアップ効果が得られるエクササイズを2つご紹介しましょう。
1つは、ウエストを引き締めて、お尻外側のたるみをスッキリさせる「サイドブリッジ&ヒップアブダクション」というエクササイズです。
左右それぞれ30~60秒間を、2~3セット行いましょう。
内・外腹斜筋に効かせるためには、骨盤を正面に向けるようにし、骨盤が床方向に落ちないようにします。
また、エクササイズ中は、膝が股関節(太もも付け根)よりも前に出ないようにしましょう。膝が股関節よりも前に出た状態で股関節を開いてしまうと、中殿筋ではなく「大腿筋膜張筋」という太もも外側の筋肉に効いてしまうからです。
もう一つはお腹全体の引き締めだけでなく、ヒップアップにも有効な「スタンディング・ドローイン」というエクササイズです。
1分間の休憩を入れながら、2~3セット行います。
お尻の筋肉に効かせるコツは、頭が天井に向かって引っ張られるようにすることです(写真右参照)。そうするだけで、お尻の筋肉への収縮感を高めることができます。
今回は「なかなかくびれが作れない…」という方のために、くびれ作りに必要なポイントとエクササイズを2つお伝えしました。
もう一つ、くびれ作りのために忘れてはならないことがあります。それは、全身の筋トレと有酸素運動を行った上で、この2つのエクササイズを行うようにするということです。
くびれ作りに特化したエクササイズだけでは、残念ながらくびれはゲットできません!なぜなら部分痩せは不可能だからです。そのため必ず全身の筋トレと有酸素運動を行った上で、くびれ作りに特化したエクササイズを行うようにしましょう。
早速実践してみてくださいね!