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今回は、夏のインナードライを防ぐスキンケアの仕方と、エステティシャンおすすめのスキンケアについてご紹介します。
肌は水分と油分のバランスを取り、乾燥しないように皮脂を出し肌表面を保護し、うるおいを維持することで肌のコンディションを整えています。
気温や湿度上昇によって汗や皮脂によるベタつきやテカリが気になり、過剰に洗顔をしたり、あぶらとり紙で油分を取りすぎている、ベタつくのが嫌だからとスキンケアの量を減らしている、エアコンなど空調に長時間当たっているなどあてはまりませんか?
この夏の環境によって、肌表面と内側の水分と油分が奪われることで、皮脂が肌を守らなきゃと過剰に分泌しベタつきやテカリが目立ったり、乾燥して肌触りがカサカサするなどインナードライが起こり、肌トラブルの原因になります。
夏のインナードライを加速させない、ベタつきやテカリ、乾燥を予防するためには日々のスキンケアが重要です。スキンケアをしていても、間違った使い方をしていたり、きちんと肌に浸透できていなければ意味がないので、正しい使い方をおさらいしましょう。
化粧水とコットンを用意します。化粧水はお肌にとって水の役割になります。
洗顔後、コットンに化粧水をたっぷり含ませます。
コットンを優しくすべらせるように、顔全体に化粧水を広げます。力強く肌をこすらないことがポイント。
コットンを優しくおさえるように化粧水を浸透させます。
新しいコットンを取り、もう一度化粧水をたっぷり含ませて、優しくおさえるように化粧水を浸透させます。お肌の内側がひんやりするくらいまで繰り返します。
ベタつきやテカリ、乾燥が気になる場所に約1分ほど、化粧水を含ませたコットンをのせてパックをします。
美容成分が含まれているシートマスクを用意します。シートマスクはお肌にとって栄養剤のようなものです。
シートマスクの中心を顔の中心におきます。
眉頭、目頭の下、小鼻、口角、あごをおさえて位置を固定します。
口角とあごから空気を抜くようにおさえながら、フェイスラインの切り込み部分をキュッと軽く引っ張ります。
目頭の下と小鼻から空気を抜くようにおさえながら、耳の付け根部分をキュッと軽く引っ張ります。
眉頭と眉毛から空気を抜くようにおさえながら、生え際に向かってキュッと軽く引っ張ります。
肌を引き上げるように肌にぴったり密着させることが、シートマスクの付け方のポイントです。
日本になじみ深い「米」や「酒」に含まれる伝統的な美容原料である「米ぬか」や「酒粕エキス」によって、お肌のコンディションを整えてくれるアイテムをご紹介します。
数百年にわたる伝統の「八代目 儀兵衞」が、厳選した米ぬかを低温低圧抽出して作った米ぬか水を、最も配合量の多い成分として使用し作られた「塗る米ぬか化粧水」。
オーガニック由来のコメヌカ水を約78%使用し、肌の水分膜を強化することが特徴で、水道水の洗顔によってアルカリに傾いた肌を弱酸性に保つ働きや、オウゴンエキスや緑茶エキス、甘草エキス、カミツレ花エキスなどによる抗炎症効果のある植物エキスを配合しています。
お米のとぎ汁のようなサラサラしたテクスチャーの化粧水です。肌触りはベタつかず、内側から肌がふっくらするようなしっとりもちもちした質感になります。
世界で認められた日本酒の一つ「獺祭」。醸造過程で出された獺祭酒粕エキスを配合し作られた「獺祭フェイシャルマスク」。
獺祭酒粕エキスには16種類の天然アミノ酸が豊富に含まれているため、肌の保湿力を最大限に高めます。さらにナノコラーゲンやビタミンC誘導体などの美肌成分も配合されているため、肌のキメ、透明感も整えます。
美容液がたっぷり入っていて贅沢さ抜群です。フェイシャルマスクをしていると、毛穴がキューっと引き締まるようなひんやり感があり、外した後は肌がワントーン白くなったような明るさになります。
インナードライを繰り返さない、ベタつきやテカリ、肌トラブルをなんとかしたい場合は、肌の水分量を高めコンディションを整え、バランスのとれた肌を作ることが大切です。私たちの生活の身近にある米や酒を由来としたアイテムを取り入れて肌を整えるのも一つの方法ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。