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夏の暑さが続くと、どうしても保湿ケアを怠ってしまうもの……。そうして必要なケアをサボッていると「秋枯れ肌」と呼ばれる肌のガサつきが発生して、ハリのなさを感じやすくなるのです。
季節の変わり目には、ゆらぎ肌に悩まされる人も多いですよね。とくに秋は、3大肌トラブルといわれる「秋枯れ肌」「夏の紫外線ダメージ残留肌」「ヒリヒリ敏感肌」を引き起こしやすいため、夏のまだ暑いうちからしっかりとケアする必要があります。
そこで目をつけたのが、BELLIQUE(ベリーク)が販売している「ヒト脂肪由来幹細胞培養液」を含む美容液です。ヒト由来の幹細胞培養液は肌に適合しやすく、効率よく肌トラブルを解消してくれます。今回は、業界史上最高レベルともいわれるBELLIQUEの美容液を実際に5日間試してみたので、使い心地や効果をレビューしたいと思います!
和製コスメ「BELLIQUE(ベリーク)」は、製造販売元の株式会社ブルーム・クラシックの社内研究部署である美肌バイオ研究所との共同開発で生まれたヒト幹細胞培養液コスメの専門ブランドです。理想とする美容液を開発するために3年の歳月をかけ、肌への浸透をよくするためにヒト幹細胞培養液を独自にナノ化し配合することに成功。その結果、ヒトの肌に適合しやすく、肌トラブルに大きな作用をもたらす美容液が誕生したのです!
ちなみにブランド名の「BELLIQUE」とは、美しいブティックを意味する「Boutique Bell(ブティック・ベル)」の略です。なりたいお肌への目的ごとに美容液を揃えているBELLIQUEは、まるでブティックのように自分が望む美容液をセレクトでき、なりたい自分になれますようにとの思いが込められているのだとか。
では、先ほどから登場している「ヒト幹細胞」とは一体何なのでしょうか?さっそくヒト幹細胞について解説したいところですが、まずは幹細胞についてチェックしてみましょう。
そもそも「幹細胞」とは決められた働きを持たずに様々な細胞に変化できる、変幻自在な細胞のことです。人間をはじめ生物の身体は小さな細胞が集まることで構成されており、ヒトの身体でいえばおよそ60兆個もの細胞が集まって構成されているといわれています。
幹細胞は七変化できる「多分化能」と、自ら分裂してまったく同じ能力を持つ細胞をコピーできる「自己複製能」を兼ね備えています。この2つの能力が肌トラブルに対して大きく作用することから、幹細胞はアンチエイジングケアに最適だといわれるようになったのです。
一口に幹細胞培養液といっても、幹細胞培養液は以下の3つに分類されます。
この3つの中で、1番コストは高いものの効果も高いのが「ヒト幹細胞培養液」です。
ヒト幹細胞培養液は、ヒト脂肪由来幹細胞やヒト神経幹細胞などを培養して得られます。生体由来成分なので衛生面や安全性が徹底管理されており、厳しい安全基準をクリアしないと化粧品に配合できません。
ヒト幹細胞培養液は、ヒト由来なのでヒトの肌に適合しやすいという特徴があります。また、肌の生まれ変わりを促すEGFや、肌に本来あるコラーゲンやヒアルロン酸の合成をサポートするFGFのほか、コラーゲン・エラスチン・抗酸化酵素など美容成分がたっぷり含まれているため、優れたアンチエイジング効果が期待できるというわけです!
まずレビューするのは、BELLIQUEで1番人気の「リフトセラム」です。30mLで4,800円(税別)と決して安いとはいえない価格ですが、高級感のあるパッケージが効果を期待させてくれます。
リフトセラムには、弾むようなハリのある肌に導く美容成分「アセチルグルコサミンリン酸2Na」「プランクトンエキス」「アセチルヘキサペプチド-51アミド」「チレッタセンブリエキ」のほかに、肌の引き締め成分として「アカツメクサ花エキス」が配合されています。秋の3大肌トラブルの中でも、とくに秋枯れ肌対策にぴったりです。
リフトセラムは、ヒト脂肪由来幹細胞培養液を10%も配合しています。近頃、多くのヒト幹配合商品が市販されるようになりましたが、じつは配合量については多くのメーカーが明記していません。そんな中、BELLIQUEは配合量の多さと、肌への浸透力を高める独自のナノ化で他のメーカーと差別化を図っています。
無色透明の美容液を手に出すと、優雅な気分にさせてくれる爽やかな香りが広がります。しっとりしていますがベタつくことはなく、肌にすっと浸透していくのを実感。私は化粧水の後に2プッシュ出して使用し、とりあえず5日間継続してみました。
たった5日間ではありますが、1日目からすでに肌がモチモチして心地よく、夜塗ると朝起きてもまだモチモチが持続。敏感肌の私でも問題なく使用できているので、肌の弱い方やたるみを改善したい方、乾燥知らずの肌を手に入れたい方、アンチエイジングに興味のある方にはリフトセラムがおすすめです。
もう1つレビューするのは、BELLIQUEシリーズ最高濃度のヒト幹細胞培養液を配合した「ステムファインセラム」。こちらは15mLで6,800円(税別)の贅沢な美容液です。ヒト脂肪由来幹細胞培養液を30%も含んでおり、肌の栄養ドリンクのような役割を果たしてくれます。
ステムファインセラムは肌の潤いと水分保持力を高め、年齢とともに気になり始める肌の疲れを解消してくれる美容液です。何を使っても乾燥する……シミやシワなど悩みが混在している……と、年々老け顔に見えてくる肌に立ち向かいましょう。
ステムファインセラムは先ほどのリフトセラムの半量なので、片手に収まるコロンとしたフォルムをしています。手に出すと、まるで乳液のような乳白色。香りはリフトセラムに近く、爽やかで万人受けする柑橘系のような良い香りが広がります。肌なじみがよく、少量でかなり伸びるので1プッシュでOK。リフトセラムほど肌のモチモチは感じられませんが、香りのリラックス効果や浸透力は抜群!
秋枯れ肌にはリフトセラムとステムファインセラムのダブル使いがおすすめだということで、このまま1ヶ月、2ヶ月と使い続けたいと思います。
最近はプチプラのスキンケア化粧品も多いため、価格の低いものをたっぷり使う派の女性も増えています。しかし、たまには贅沢なケアで肌に栄養を与え、自分を甘やかすことも大事です。ヒト由来の美容液で肌トラブル対策をして、秋のあなたの肌も輝かせてあげましょう!