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仕事を頑張りたいのに、集中力が続かなくてお悩みの方って多いと思います。始めは「よし!やるぞ!」と意気込んでいてもだんだん気が緩んでしまい、気が付くとうわの空…。特に夏は、暑さにやられて余計に集中しづらい環境でもあります。
でもキビキビと動いて効率よく仕事を終わらせるためにも、集中力を持続させる改善策を心得ておきましょう。
そもそも何時間も集中力をキープするのなんて、普通の人では不可能なこと。1日だけ必死で頑張ることはできたとしても、それを毎日継続させるなんてとても難しいことです。
まず、学生の頃の授業時間を思い出してみてください。高校や大学でそれぞれ時間の差はありますが、大体が50~90分程度の授業時間だったはずです。それは人間の集中できる時間がそのくらいの時間しかもたないため、その授業時間にされているとも言われています。
ということは、大人になって仕事をしていて1時間前後で集中力が切れても、特別おかしいわけではないということになりますよね。学生時代に休み時間があったように、大人になっても適度な気分転換を取り入れることが、再び集中力を取り戻すことにつながるのです。
デスクワークの仕事で集中力が切れてしまったと感じたら、体を動かしてみましょう。動かすといっても座った状態でできるような簡単なストレッチでOK。手を上に伸ばしたり体をひねったり、足首をぐるぐる回してみたり。
長時間同じ姿勢で、しかも座ったままだとどうしても血流が滞ってしまうので、積極的に体を動かすようにしてください。もしくはお手洗いに行ったりコーヒーを注ぎに行ったりと、軽く歩くだけでもちょっとした気分転換になります。
眠気覚ましにも効果的なので、仕事柄デスクワークが中心の人はこれらのことを取り入れてみましょう。
集中力アップにはチョコレートが効果的と言われています。チョコレートに含まれる成分や甘い香りが集中力を高めてくれる効果があり、集中したい時間の1時間前くらいに食べるとより効果を感じやすいそう。チョコレートは太るイメージが強いですが、カカオポリフェノールや食物繊維、鉄分などの栄養素が豊富に含まれていて、最近では美容においてでもチョコレートの存在が一際光っています。
とはいえ疲れているとつい食べ過ぎてしまうことがあるので、ビターなチョコレートやナッツの入ったチョコレートを摂り、美を意識しながら集中力を高めましょう。
眠気が集中力を邪魔をしていることもあります。そんな時は眠い目をこすって無理に頑張るのでなく、10分でもいいので昼寝をしてみましょう。昼食を食べた後に、少しだけ仮眠をすると案外スッキリと頭が冴えて、午後の仕事がはかどるようになります。
寝ることが難しければ目を閉じているだけでもいいので、頭と体を意識的に休めるようにすると、集中力を取り戻すことができるでしょう。
いい香りを嗅いだ時、たちまちエネルギーが沸いてくるような経験ってありませんか?香りはリフレッシュ効果が高く、気分転換には欠かせない存在でもあります。
そのため集中できなくなった時は、香りアイテムを取り入れてみましょう。自分の好きな香りなら何でも良いのです。アロマを焚いたり香水をひと吹きしたり、ハンドクリームやネイルオイルでケアしながら香りを楽しむのも素敵。
ただ香りは周りに広がりやすいので、自分だけの範囲で楽しめる程度にしておくことがエチケットです。
集中できないのは、今自分が何をどんな順序で進めればいいのかわからないという、不安要素からきているのかもしれません。アレもしなくちゃ、コレも早く終わらせないと…というモヤモヤした状態では集中はできませんよね。
そこで、TO DOリストのように自分がやるべきことや段取りを書き出してみましょう。実際に自分で文字にして目に入る所に貼っておくと、効率がアップし無駄なく仕事を進めることができます。
仕事をたくさん抱えている人や、頭の中で整理することが苦手な人にもオススメの方法です。
あらゆる改善策を試してもさほど効果がなければ、もうその日は割り切ってみるのもアリ。いくら頑張ってもうまくいかない日はあるものです。
集中できないのにダラダラと続けていても意味はなく、余計に疲れが押し寄せることにもなるので、それならいっそ「やーめた!」という気持ちで仕事を中断し早めに帰宅して、好きなことをして過ごすように切り替えましょう。
そのようにメリハリをつけることも大切なこと。次の日にまた頑張ればいいのです。
スタートからゴールまで全力疾走することはできません。乗り切るコツは、気分転換を取り入れながらペース配分を上手にできる人。集中力が続かないと感じたらご紹介した改善策を試してみてくださいね。