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オキシトシンは、体にとても良い効果を発揮してくれる成分となっており、近年では医学の世界でも大きな注目を集めています。
「幸せホルモン」とも呼ばれているオキシトシンは、幸せな気分を高めたりやる気を出したりするだけでなく、強いストレスを感じた時に出るホルモンの分泌を抑えてくれるのでストレスを和らげてくれる効果もあります。
さらにはオキシトシンはストレスの緩和だけでなく、直接血管に作用して血圧を下げる働きをするということが最近の研究で分かっており、体内にオキシトシンを増やすことで高血圧の防止にもなってくれます。
精神の安定や睡眠に深く関わっている神経伝達物質であるセロトニンです。セロトニンを増やすことによってネガティブな気分が解消されたり、精神が安定しリラックスした気持ちにしてくれます。オキシトシンはセロトニンの分泌を促す効果があるので、まずはセロトニンを体内に増やしていくことがハッピーな気持ちになるための第一歩となります。
天気の良い日に散歩に出て日光を浴びることで精神を安定、リラックスさせてくれる体内のセロトニンの分泌量が高くなります。
さらには道端に咲いている花や育っている植物といった自然の景観を見ると体内のドーパミンも増えるので、ハッピーな気持ちと同時にやる気も感じることができます。
朝方に散歩をすることで、1日の始まりを良い気分でスタートさせることができますね!
気分が上がらないときやストレスが溜まってイライラしてしまっているときには、ついついチョコレートといった甘いものに手が伸びてしまいます。つかれているときなどに甘くておいしいチョコレートを一粒食べるだけでも気持ちが落ち着きます。
チョコレートを食べると単に甘くておいしいから気分が落ち着いているのではなく、実際にチョコレートにはセロトニンを高めて気分を盛り上げてくれるという効果があります。
気分が上がらないときやストレスでイライラしているときには1粒のチョコレートを食べることをオススメします。
たんぱく質は胃と腸で消化されながら小さいアミノ酸の状態に分解されます。小さいアミノ酸に分解された後、体内で幸せな気分をつくってくれる「幸せホルモン」と変わっていくとされています。
タンパク質は主に豆腐や鶏の胸肉、牛肉に多く含まれているので、毎日の食事に積極的に取り入れていきたいですね。
また、たんぱく質だけでなくオメガ3脂肪酸という成分も気にしながら摂取することで、セロトニンやドーパミンの数値が低下してしまうのを防いでくれる役割を果たします。
オメガ3脂肪酸を多く含む食材としては、サバやイワシ、クルミ、えごまオイルなどといったものがあります。
大好きな恋人と手をつないだりハグをしたり、キスをしたりすることによってもセロトニンの分泌を促すことができ、それと同時に「幸せホルモン」であるオキシトシンの分泌も促すことができます。
深いスキンシップをしなくても、ただ寄り添ったりちょっと触れ合っているだけでもセロトニンやオキシトシンの分泌は促され、幸福感を味わうことができます。
ホルモンが分泌されるのは眠っているときが一番安定的で、ぐっすりと眠っている間に1日に使った大部分のホルモンが合成されるといわれています。
1日に7時間程度寝ると良いとされていますが、しっかりと睡眠をとることができなかったという場合には、時間を見つけて10分~30分程度の昼寝をすることでホルモンの合成を助けることができます。
幸せな気分にしてくれるセロトニンがもっとも集中しているのは脳ではなく、腸だとされています。ヨーグルトなどといった発酵食品を食べて腸の状態を健康に保つことが、幸せを感じるための重要なポイントとなっています。
幸せは腸からでも感じることができるものだともいわれているので、普段からの腸の管理はしっかりとしておきたいですね。
いかがでしたか?「幸せホルモン」であるオキシトシンはすぐに試せる簡単な方法で数を増やすことができます。
毎日の仕事や勉強で気分が上がらないという方も体内のオキシトシンを増やして、毎日心も体もハッピーな気分で過ごしてみてはいかがですか?
きっと毎日を楽しく過ごせること間違いなしです!