Oculus Rifftや HTC VIVEなどのVRを遊ぶにはゲーミングPCと呼ばれるハイエンドで高スペックなPCを必要とします。


ハイスペックPCとなると所謂、タワーPCや車のエンジンの様に大きくて場所をとってしまうものが多いように感じますが、省スペースで使える小型のゲーミングPCも多く発売しているようです。


今回はVRをプレイしたいけど大きなPCでは場所をとるという人のために、小型で省スペースでVRを遊べるVRreadyなゲーミングPCを紹介します。


PCのサイズには種類がある!


皆さんが普段、何気なく使っているPCですが、そんなPCにはサイズによって種類があります。大きく分けると一番大きなサイズのフルタワー型から、一番小さいスリム型やミニスリムと呼ばれる形があります。


大手メーカーの出している一般的な家庭用PCの多くはスリム型と呼ばれ細く、小ぶりのサイズです。コチラは積むことのできるマザーボードがmicro ATXやmini ITXと呼ばれる規格になり、拡張性が乏しく、さらにケース内部が狭いためグラフィックボードの拡張が難しくなります。


対する、ゲーミングPCと呼ばれ、ゲームやVRに特化したPCの多くは、大きく、処理能力が高いPCパーツを格納するために、ミニタワー以上の大きさで、ミドルタワー、フルタワーPCが多く扱われています。


ミドルタワーやフルタワーPCは拡張性が高く、積むことのできるマザーボードはATXと呼ばれる一番大きなマーザーボードから一番小さなmini ITXまですべてのマザーボードを積むことができる他、中のスペースが広いため、グラフィックボードを二枚以上指し、グラフィック処理の能力を格段に上げることが出来るので、ゲーミングPCイコールミドルタワー以上の大きさというイメージが強くあります。


VRができるゲーミングPCでもこんなに省スペース!小型のゲーミングPCをご紹介!


ミドルタワーやフルタワーPCといった大きめなサイズのPC以外でもVRをプレイ可能なPCはいくつか存在します。


省スペースでVRが遊べるミドルタワー以下のサイズのゲーミングPCをご紹介します。


ZOTACのZBOX MAGNUS ENシリーズ




引用元:http://www.ask-corp.jp/products/zotac/mini-pc/zbox-e/zbox-magnus-en1060.html


ZOTACのZBOX MAGNUS ENシリーズは一番小型なモデル、ZBOX MAGNUS EN1060で210×203×62.2mmと非常に小さいサイズのコンパクト筐体を採用し、一番スペックの高いZBOX MAGNUS EN1080Kでも225×203×128mmと一般的なリュックサックに入ってしまうほど小型なサイズとなっていて全モデルがVRがプレイ可能なVRreadyPCとなっています。


EN1060にはGTX1060を搭載し、EN1070にはGTX1070、EN1080にはGTX1080と上位クラスのグラフィックボードを搭載しているのでVRも快適に動きます。


ZOTACらしいシンプルでかっこいい筐体がコンパクトに収まっているので、置き場所にも困らないVRのゲーミングPCと言えるでしょう。


MSIのTRIDENT 3




引用元:https://jp.msi.com/Desktop/Trident-3.html#productFeature-section


コチラもZOTACと同じく台湾の老舗グラフィックボードメーカーからリリースされた小型ゲーミングPCです。


353.73 x 97.56 x 251.35 mmという小型筐体で、CPUにはCore i7-7700、GPUはGTX 1060の6GBモデルを採用し、快適なVRプレイを実現。


MSIらしいSFロボットの様なゲーミングPCらしいカッコいい筐体デザインはゲーム専用機だということを見た目で体現してくれます。


VRブランドとの協力と、VRに向けた独自のMSIの機能により、ワンクリックででスムーズにVRを起動できる機能を搭載。ハードウェアだけでなくソフト面でのVR特化もうれしいものとなっています。


MSIのVORTEX G65VR 7RD



MSIのVRレディーのハイエンドモデルがVORTEX G65VR 7RDです。第7世代Intel® Core™ i7-7700KにGTX 1060 6GB、メモリにはDDR4-2400 SO-DIMM 16GB搭載し、秋スロットもあるので実質68GB実装可能。


まさにVRを最高の状態でプレイしたい人向けのハイエンドモデルとなっております。筐体もミドルタワーよりもやや小ぶりのミニサイズ、幅202.5x奥行191.7x厚さ278mmの円柱型でデザイン性もMSIらしいカッコいいデザインで抜群です!


ASUSのROG シリーズ



ASUSのゲーマー向けゲーミングPCのROGシリーズですが、中でもROG GR8 II(GR8 II-T084Z)は非常にコンパクトな筐体で、幅88 ×高さ299 ×奥行き281.3 mmとコーンシューマゲーム機を思わせるサイズ感。


VRreadyのPCでインテルCore™ i7-7700 プロセッサーにNVIDIA® GeForce GTX 1060を搭載し、豊富な接続端子も用意されているのでVRゲームも快適に動作します。


古代遺跡が現代によみがえったかのようなスリットの入ったデザインで、前面にはイルミネーションで光るLEDも搭載し、気分を高めてくれます。


まとめ


いかがだったでしょうかデザイン性にも優れたVRreadyで小型のゲーミングPCの多くはグラフィックボードとマザーボードのリリースをしているメーカーから出ているような印象を受けました。


それは、グラフィックボードやマザーボードを規格のサイズではなく、独自のサイズで小型化できるボートに特化したメーカーならではで、今回紹介したMSIやZOTAC、ASUS以外にもマザーボードやグラフィックボードをリリースしているメーカーは多く存在するので、今後このような小型ゲーミングPCはさらに数を増やすのではないでしょうか。


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 省スペースで置き場所に困らない!VRも遊べる小型のゲーミングPCをご紹介