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ワーナーブラザースから公開予定の映画「Suicide Squad」のプロモーションに、SamusungがVR技術でのサポートを行うことが明らかになった。
当作品はDC Comigcから同タイトルで出ているスーパーヒーロー系コミックが原作。
とある報告によると「Suicide Squad」は8月上旬の公開開始日の週末に興行収入が1億2500万ドルに達すると予想されているとのことで、ワーナーブラザーズは公開前から期待度の高いこの作品の露出を最大限に行う意向のようだ。
7月21日にサンディエゴで開催されるイベント・Comic-ConではSamsungのGear VRが設置され、これにより映画のファンは同作のキャラクターの住まう世界へと旅することができるようになるとのこと。
キャラクターの1人からカスタマイズされたタトゥーを入れてもらうシーンなどを通じてファンがヘッドセットを装着しながら登場人物たちと交流できるように、映画のシーンはこのイベント向けに再編集されている。
こちらのVRプログラムは8月5日の映画公開日に向けて、より多くのGear VRユーザーへと提供される予定。
ニューヨークに位置するSamsung 837の来場者は、アウトレットに設置されたVRトンネルを通り抜ける際に「Suicide SquadスペシャルVRコンテンツ」を楽しむことができる。
Warner Bros. Pictures.社の国際的プロモーション関連同盟・パートナーシップ部門副代表を務めるGene Garlock氏によると、
「我々の総合的なねらいは、「Suicide Squad」のキャラクターと共に仮想の環境へと没頭する機会を提供することによって消費者市場におけるゲーム・映画両方の分野のファンに現実的かつ刺激的な方法で報いるということだ。」
とのこと。
近頃はHTCをはじめFacebook、Google、Intel、Huaweiと、数えきれないほどのテクノロジー関連企業がVR製品の開発に取り組んでいる。
Samsungが世界最大級のアミューズメント施設運営会社と協力しVRジェットコースターを開発したり、VR映画館が開館予定になったりと、このVR技術の広がりが間接的にエンターテインメントの世界に影響を及ぼしていることは目に見えるだろう。
先月はSamsungとNBCが共同で8月に開催されるリオオリンピックの競技85時間分をVRでカバーするという発表をしたほどだ。
VRはまだ娯楽の主流な手段ではないにしても、映画「Suicide Squad」はVRがその見かけ倒しの評判をようやく振り払えたことを示す、まさに最新の例であるといえよう。
これからのエンターテインメントとVRの関わり方に注目が高まる。
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