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売上が100万ドル(約1億1,000万円)を超えた大ヒットVRアクションゲーム「Raw Data」を開発したSurviosは、新作となるVRゲーム「Sprint Vector」のティザー動画を公開した。それが以下の動画だ。
ティザー動画を見るとわかるように、同ゲームは圧倒的な疾走感をフィーチャーしている。それにしても、なぜ疾走感なのか?なぜ、「走ること」をゲームにしたのか?
そうした疑問に対して、同メディアはSurviosに電話取材し、以下のようなコメントをえた。
「Sprint Vector」は「Raw Data」とは全く違うタイプのゲームです。
私たちは、VRでは自然な移動処理ができない、とずっと聞かされていました。VRでの移動は気持ち悪くなる、と言うのです。
そこでわたしたちは、そんな固定観念に敗北する代わりに、VRでは自然に移動できないなんて考えは間違いだと証明しようと決意したのです。
「Sprint Vector」では、プレイヤーは確かにリアルに歩いたり走ったりはしませんが、(私たちが開発した)流体走行(fluid locomotion)を使って、空中を飛ぶようにして走り回ることができるのです。
同ゲームスタジオは、どのようなゲームシステムを採用して、流れるような疾走が体験できるVRゲームを開発したのか?その答えは、以下の動画を見ると一目瞭然だ。
同ゲームでは、プレイヤーの腕の振りに合わせて、プレイヤーのバーチャルな移動を処理するというシステムを採用しているようだ。
本メディアでは、VRゲームをプレイすることで20kg痩せた男を報じたことがあるが、同ゲームをプレイすれば爽快なまでの疾走感を味わいながら痩せることができそうだ。
なお、以上のような「Sprint Vector」は価格・リリース時期はまだ未定で、(デモ動画ではVIVEを使っているが)対応VRヘッドセットについても最終決定がされていない。だがしかし、大ヒットの予感を強く感じるゲームであることは「決定的」だ。
VRスプリントゲーム「Sprint Vector」を紹介したUploadVRの記事
https://uploadvr.com/gdc-2017-raw-data-studio-survious-announces-sprint-vector-blazing-fast-vr/
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