VR/MR事業を手がける株式会社アイデアクラウドは、2017年2月23日(木)、防災イベントや防災教育などで使える 「防災VR」に3つの新しいラインナップの提供を開始すると発表した。


2017年1月にリリースした「防災VR/火災編」の要素は引き継ぎながら、本格的な防災訓練から、子ども向けの災害疑似体験まで、様々なニーズに対応したパッケージとして幅広い用途に対応している。



 


各ラインナップの特徴


防災VR


本格的な訓練も可能な防災VR。災害に合った時の対処を事前にVR上で訓練が可能なコンテンツ。


防災VR for Instant


60秒で体験できる防災VR、「防災VR」と比べ、比較的簡単でシンプルな体験・訓練が可能なコンテンツ。イベント利用などで多くの方に体験して頂くためのコンテンツ。


防災VR for Kids


子どもでも体験できるように、単眼のVRHMDに対応した防災コンテンツ。単眼のVRHMDでは現状センサー連動は無く、ダンボール型の単眼VRHMDと組み合わせて体験が可能なコンテンツ。


各ラインナップは火災編からスタート


防災VR / 火災編


「防災VR / 火災編」は消化器による擬似的な消火訓練を、HTC Viveのリモコンとルームスケールを利用して行う演習・訓練型VRコンテンツ。消化器を持つ、ピンを外す、バルブを持って消化器を握ると行った一連の動作をVR上で行い、準備などが大変な消火訓練を安価に個別に体験できる防災訓練VRコンテンツ。



防災VR for Instant / 火災編


実際に煙に巻かれるといった体験する機会は少なく、有事の際に初めてという方がほとんどだと思います。「防災VR for Instant / 火災編」では、ルームスケールに対応したHTC Viveを利用することで、実際に煙が充満した部屋から脱出する体験が可能です。前回発表の「防災VR / 火災編」をベースとして、スタート画面・効果音などを追加したバージョンとしてリリース。



防災VR for Kids / 火災編


「防災VR for Kids / 火災編」では、通常ではありえない教室内で火に巻き込まれるという体験をVRで行い、火災の怖さを改めて学んで頂く啓蒙的なコンテンツ。子どもでも体験できるように、単眼のVRHMDに対応。



防災VRの今後の展開


防災VRは本格的な訓練から、子ども向けの災害疑似体験まであらゆるニーズに対応したパッケージ製品として、その他災害「防災VR/地震編」「防災VR/津波編」も同ラインナップで製作予定です。さらに教育機関に導入しやすくするため、イベントや施設などの導入パッケージの他、エデュケーショナルライセンスでの提供も視野に入れ開発してまいります。


・防災VR/火災編

http://ideacloud.tokyo/project/005.php


・防災VR/火災編β

http://ideacloud.tokyo/project/003.php


・VR事業ウェブページ

http://vr-360.net


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 防災イベントや防災教育などで使えるVRコンテンツ 「防災VR」、新たに3つのラインナップが登場