画像出典…http://www.zettai-zetsumei.jp/


待ってたぜ…。

諸般の事情により開発・発売が延期されていた「絶体絶命都市4Plus Summer Memories」がPS4にて発売されることが発表された。


そして、PlayStation VR(以下PSVR)に対応!これは嬉しいといった言葉じゃ言い表せないくらい嬉しい。


体験版である「PlayStation VR Demo」の配信は2月以降に配信延期となってしまったが…。


今回は待望のシリーズ復活を喜び、今回は最新作である「絶体絶命都市4Plus Summer Memories」を特集しつつ、絶体絶命都市シリーズの歴史をおさらいしようと思う!




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「絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-」とは


「絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-」はPlayStation 4向けの都市災害をテーマにしたサバイバル・アクションアドベンチャーゲーム。




真夏のオフィス街。「冷やし中華はじめました」の看板。無人の都市。

どこか見たことがあるような、崩壊した日本の都市を、PS4ならではのリアルなグラフィックで、そして、なんといってもVRで探索できる。


『3』まで以上に災害に踏み込み、被災地の現状、復興への歩みなどもリアルに描写されるとのこと。


また、本作独自の要素として「排泄欲求」というパラメータの導入も発表されており、トイレで排泄しないとストレスが溜まるという。


飯田舞さんが歌う主題歌「約束の日」も哀愁を漂わせるメロディが美しい。まるで、発売を待ち望むユーザーを暖かく包み込むかのようだ。



「絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-」あらすじ



201X年7月。

強烈な日差し、焼け付くアスファルト。

次々と自重に耐えられず倒壊していくビル群。地震発生直後の街は、危険に溢れ、人々は混乱している。

就職活動でこの街を訪れた直後に大地震に遭遇した主人公(男女から選択可能)は、土地勘もないまま、生き延びるために地震が続く都市をさまよう。

人々と協力したり、いがみ合いながら、情報を集め、崩壊都市からの脱出をはかる。

サバイバル・アクションアドベンチャーシリーズ第4弾。


絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories- 詳細

































配信日未定
販売価格未定
ジャンルサバイバル・アクションアドベンチャー
対応機種PlayStation®4
対応周辺機器PlayStation®VR
CEROレーティング

(対象年齢)
審査予定
プレイヤー1人

絶体絶命都市シリーズの歴史



PSVRが対応し、体験版が待ち遠しい『絶体絶命都市4 Plus』。それではここで絶体絶命都市シリーズの変遷をふりかえってみよう。尚、各シリーズはすべてオンラインでダウンロードが可能だ。


絶体絶命都市(絶体絶命都市1)


画像出典…http://www.zettai-zetsumei.jp/


「絶体絶命都市」はアイレムソフトウェアエンジニアリング(以下、アイレム)より2002年4月25日にPS2向けに発売されたアクションアドベンチャー。


人々の希望をのせて完成した人工島、通称「首都島」。

そこは、50万人以上の人口を抱える巨大都市。

主人公は、たった今この島に降り立った若手新聞記者。

彼は、この新しい赴任先での生活、仕事に胸の高鳴りを感じていた。

しかし、都心部に向かう列車の中で巨大地震が発生し、取り残された主人公は…。


崩壊した日本の架空都市を探索し、地震の真相に迫っていく。当時隆盛を誇っていた「バイオハザード」や「メタルギアソリッド」等の3Dアクションに近い操作性だが、プレイヤーは民間人を操作するため、逃げる、隠れるといった要素が殆ど。


時々地震が発生し、建物や高速道路が崩壊したり、ダメージを負ったり、最悪の場合死に至る場合もある。既視感のある風景と、緊張感のある都市探索が特徴だった。


プレイヤーの行動に応じて「喉が渇く」のが最大の特徴。これにより、プレイヤーは給水ポイント(セーブポイントも兼ねている)を探し、ペットボトル等で持ち歩くなど、


バットエンドも含むマルチエンディングになっており、コンパス集めなど収集要素もある。コンパスは「スペランカー」など、アイレムのゲームキャラクターをモチーフとしたものなど多数用意されており、繰り返しプレイする楽しみがあった。



絶体絶命都市 詳細











































配信日2015年2月18日
販売価格1,000円 (税込)
ジャンルサバイバル・アクションアドベンチャー
フォーマットPS3®
販売形態ダウンロード
必要容量2,778MB
振動機能対応
CEROレーティング

(対象年齢)
C
プレイヤー1人



絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-


画像出典…http://www.zettai-zetsumei.jp/


『絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-』はアイレムより2006年3月30日、PS2にて発売された。


舞台は冬の都市。


4月からセントラルアイランドの大学へ通うことになった香坂直希(または女主人公・牧村里奈)はセントラルアイランドへの高速バスに乗っていたが、バスが海底トンネル「春崎ラグーンライン」内を走行中に大きな揺れが生じバスは横転、その衝撃で主人公は気を失う。

しばらくして気を取り戻した主人公は車内の状況に驚愕、とりあえず危険なバスの中から脱出を試みるのであった。


一人の主人公で最後までプレイした前作とは異なり、複数の主人公が災害に遭遇するオムニバスストーリーになったのが最大の特徴。主人公たちにはそれぞれ固有の技能があり、グラフィック等も含め、前作よりも大幅にスケールアップした作品となった。


前作「1」の体力ゲージは、喉の渇きで表現されていたが、冬が舞台の本作では「体調」に気を配る必要がある。冷たい水などで服は濡れて体調は悪化すると速く走れなくなり、最終的にゲームオーバーになる。

プレイヤーは雨合羽や防寒具を装備したり、カイロやレトルト食品で体温の減少を防ぎ、ストーブや焚き火などの「あたたまりポイント」で暖まらなければならない。


本作もマルチエンディング、コンパス収集のコレクション要素は健在。


また、アウトドアウェアブランドのコロンビアスポーツウェアが協力しており、ゲーム中にはコロンビア社製のバックパックやホイッスルが装備品として登場した。



絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち- 詳細









































配信日2015年2月18日
販売価格1,000円 (税込)
ジャンルサバイバル・アクションアドベンチャー
フォーマットPS3®
販売形態ダウンロード
必要容量2,255MB
振動機能対応
CEROレーティング

(対象年齢)
C
プレイヤー1人


絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-


画像出典…http://www.zettai-zetsumei.jp/


 


『絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-』は、アイレムより2009年4月23日、PlayStation Portable(PSP)にて発売された。ジャンルはシリーズを通してサバイバル・アクションアドベンチャー。


前前作「1」と同じく、大地震によって被災した海に浮かぶ大都市からの脱出がテーマとなるが、今回は火災旋風など、今までに無い災害にも見舞われる。

PSPにハードを移したことにより、アドホックモードを使ったマルチプレイモードが追加された。


今作では「体力」と「ストレス」に気を配り行動する必要がある。


余震の揺れや落ちてくる瓦礫、火災の煙などで消耗する体力に加え、不安・緊張・恐怖心を感じる場面ではストレスが増え体力の上限値を圧迫していく。

体力が減ってくると視野が悪くなって走ることができなくなり、最後にはゲームオーバーになる。


回復手段として、食料のアイテムを使ったりベンチで休憩して体力とストレスを回復する必要がある。

主人公の性格はゲーム内の行動と選択肢により時折性格が変化していく。


タイトルの通り、2名のヒロインとの好感度が設定されており、選択肢や行動で好感度が上下し、ベンチで休憩した時や会話、エンディングなどで影響が出る。但し、前々作のようなルート分岐は無い。


また、防災・危機ジャーナリストの渡辺実が監修を務め、本作内の災害シーン・災害マニュアルを手掛けている。この災害マニュアルは作中のいたるところで表示されたり、アイテムとして入手することで、閲覧が可能になっている。


画像出典…http://www.jp.playstation.com/



絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌- 詳細





































配信日2015年7月29日
販売価格1,000円 (税込)
ジャンルサバイバル・アクションアドベンチャー
フォーマットPSP®

[PSP-1000シリーズ/PSP-2000シリーズ/PSP-3000シリーズ/PSP-N1000(PSP®go)シリーズ]
販売形態ダウンロード
PS Vita互換PSP®でのプレイとは一部異なる可能性があるが、ゲームの進行には影響なし。
CEROレーティング

(対象年齢)
B
プレイヤー1人(アドホックモード2~4人)

まとめ


我々は知っている。経験している。災厄は突然、日常を襲ってくるものなのだと。


「絶体絶命都市4」の開発再開ニュースまで、東日本大震災の影響で自粛したというイメージを持つユーザーもいたと思う。だが、開発プロデューサーであった九条一馬氏は、海外メディアにてこう発言している。



「私たちが発売中止をお知らせした文には、どこにも震災が原因とは書いていません。他社のゲームでは『震災のために延期します』という風に書いてあったと思いますが、私たちの文には書いていません。たとえ震災がなかったとしても、アイレムではいろいろなことをやるのが難しくなっていました。」



「災害を扱ったゲーム」を発売することはリスクが高いため、自分たちでその責任を取りたいとの思いから、九条氏はゲーム会社、グランゼーラを設立。

同社はアイレムより『絶体絶命都市』シリーズタイトルに関する全世界でのIPおよび販売権を取得した。


現在、


『絶体絶命都市』

『絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-』

『絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-』は、ゲームアーカイブス(PS2アーカイブス)などのダウンロード流通で販売再開されている。


ファンである筆者からも声を大にして言いたいのは、本シリーズは災害時に何をすべきか、どう動くべきか、人間らしくいるためにはどうすればいいか、をゲーム内で丁寧に提示してくれる、防災、災害対策のメッセージを、コミカルにだが、丁寧に描いていた。


本作の開発再開、PSVR対応を心の底から嬉しく思う。

そして、VR対応のDEMOの配信を心からお待ちしております。




PlayStation VR PlayStation Camera同梱版




PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01)




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情報提供元: VR Inside
記事名:「 PSVR体験版配信決定!PS4新作『絶体絶命都市4 Plus』とシリーズの歴史全て