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英国での調査会社によると、「ARはイギリスに10億ポンド(約1,400億円)の経済効果をもたらすだろう。」の経済効果をもたらすだろうという結果が出た。
イギリスのマンチェスターでに拠点を置く会社、DigitalBridgeは、コンピュータービジョンや、マシーンラーニング会社と呼ばれる会社で、今回、オンラインショップ(eコマース)に関する調査を行った。
昨年、イギリス国内で取り引きされたオンラインショップの取り引き額は合計で約600億ポンド(6.8兆円)
この取り引きの中でも、今回取り上げるのは、家具やインテリアのオンラインショップである。
家具やインテリアのオンラインショップでは、顧客が感じる「想像とのギャップ」という、大きな壁が問題視されている。
壁紙やカーペット、家具などはそれ単体の画像では部屋に飾った時の感じや空気感が想像しにくいのだ。
そのため、いざ購入して飾ると、部屋とのデザインにそぐわなかったり、サイズ感が見合っていなかったりと、期待通りにいかずに想像とのギャップを感じることがよくあるようだ。
今回、DigitalBridgeはこの「想像とのギャップ」やそれを解決する技術に関する調査を行った。
「想像とのギャップ」を想定してオンラインで家具やインテリアを買わないと決めている人は少なくないだろう。
DigitalBridgが調査した結果、ギャップによる損失額は10億ポンド(約1400億円)に及ぶという。
DigitalBridgはさらに、「想像とのギャップ」が原因による損失であるためAR技術によって、自分の部屋内に製品を可視化して重ねることができれば、この損失問題は解決し、可視化した結果、購入をやめる人を考慮に入れても、10億ポンド(約1400億円)の利益を得ることができると主張している。
DigitalBridge、CEOのDavid Levine氏は以下の様に語っている。
「10億ポンド(約1400億円)の利益をできるだけ出したいリテイラーは、VRやARをコマーシャル・ツールとして利用しない手はないでしょう。
我々の調査に協力してくれた顧客の半分以上が、これらのテクノロジーを使用した後、購入したくなったと回答しています。
顧客にとって、どんな製品でも部屋に置いてある様をプレビューできることにどれほど益があるかを想像してみてください。
DigitalBridgeの「想像とのギャップ」に関する調査結果を読みたい人は、下記のリンクから申し込める。
http://digitalbridge.eu/downloadreport-2/
参照:Vrfocus
URL:https://www.vrfocus.com/2017/01/report-names-ar-as-key-to-1-billion-economic-boost/
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