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同メディアは、海外ゲームメディアGlixelが行った上田氏に対するロングインタビューに関して、VRに関連する箇所を抜粋して紹介した。
上田文人氏は、「ワンダと巨像」を制作したことで有名となり、2016年12月6日、度重なる延期を乗り越えて新作となるPS4タイトル「人食いの大鷲トリコ」をリリースした。
どこかノスタルジーを感じさせるゲームグラフィック、そして一度見ると忘れられないスケール感のあるキャラクター造形を特徴とした同氏が制作するゲームには、かねてよりVRゲームに進出して欲しいというファンが少なくない。
そんなファンの思いを代弁するかたちで、Glixelは同氏にVRゲームに関してどう考えているか尋ねたところ、以下のようなコメントが返って来た。
「ただ単純に「ワンダと巨像」のようなゲームをVR化するだけでは、ファンの皆様に答えられるようなものは作れないと思っています。
かりに「ワンダと巨像」をVR化するとして、いちばんの問題は、VR化することによってゲームに一人称視点を導入することで起こるでしょう。
VRゲーム特有の問題として、「VR酔い」があります。単純にVR化すると、気持ち悪くなるだけのゲームになるかも知れません。
この問題に関して、まだ確信できる解決策を見つけていないのです。」
同氏はVRゲーム進出に関して、「ビジネス・センス」の問題も述べている。規模の小さいダウンロード版VRゲームを作るのは、実のところ、すぐにでもできるが、「黒字となるゲーム」の制作ノウハウを見極めてからでないとVRゲームへの進出は難しい、というのだ。
それでも同氏は「VRで何かクリエイティブなものを作ることに興味がある」ことを強調している。
ちなみに、上記の発言を掲載したロングインタビューでは、VRに関する発言のほかに「銀河鉄道999」「AKIRA」といった日本アニメに関する同氏の発言も読むことができる。
上田氏のVRに関する発言を紹介したUploadVRの記事
http://uploadvr.com/fumito-ueda-shadow-colossus-vr/
上田氏に対するロングインタビューを掲載したGlixelの記事
http://www.glixel.com/interviews/last-guardian-director-on-trico-classic-anime-and-vr-w457582
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