ジェイソン・ルービンがUploadVRのインタビューを受け、Touchが登場してからのRiftコンテンツについて答えた。


 


12月6日、Oculus Touchが発売された。


Touchは、信じられないほど優れたデバイスだ。レビューでも、非常に高い評価を得ている。ヘッドセット(Rift)の発売時には発送が遅れたので、今回のスムーズな配送を驚きと喜びとともに受け止めているユーザーもいる。



Touchは、メインとなるヘッドセットとは全く別に販売されているデバイスだ。そのため、全てのRiftユーザーがすぐにTouchを使うようになるわけではない。Oculusは、Touchを利用するユーザーを満足させる面白いコンテンツと、Touchを利用しないユーザーに不満を与えないためのコンテンツをどのように両立させていくのだろうか。


UploadVRは、Oculusのコンテンツ担当であるジェイソン・ルービンと話すチャンスを得た。ルービンは、15歳にして伝説的なゲームスタジオNaughty Dogを設立した人物である。彼は、現在OculusのRift用コンテンツ拡充に力を注いでいるという。


Oculusとルービンには、Facebookから少なくとも5億ドル(約570億円)が開発資金として提供されている。この金額は、Riftのコンテンツを素晴らしく充実したものにするのに十分だ。しかし、Touchが登場したこれからはどうなるのだろうか。彼の回答は、以下の最新Podcastで聞ける。



 


このPodcastはVRを取り上げたもので、大きく二つのセクションに分かれている。一般的なニュースと、特集コンテンツまたは外部インタビューである。今週はジェイソン・ルービンがインタビューを受け、彼自身の数十年に渡るビデオゲーム開発のキャリア、Oculus Touch、最も注目されているVR企業(Oculus)の今後について語っている。


ここで語られている内容は次のようなものだ。Oculus側の人物なので当然ではあるが、Touchの性能や「手」がゲーム内に入れられるようになることで得られるリアル感といったポテンシャルについては絶賛だ。ゲームの操作がゲームパッドによるものよりも自然になるとしている。しかし、Touchの登場で今後のコンテンツがどうなるかということに関しては発売前にコメントしていたのと同様の内容を繰り返すにとどまっている。


Touchの発売前から繰り返しアナウンスされてきたことではあるが、やはりTouchとゲームパッドは共存していくというのがOculusの考え方のようだ。しばらくの間は、VR体験向けのTouchとゲーマー向けのゲームパッドという住み分けがなされるのだろうか?


RiftにXbox 360のコントローラーが同梱されたことはVRファンを驚かせた。しかし、これは案外優れた戦略だったのかもしれない。価格を抑えたことでViveに比べてRiftが売れているのはVRInsideでも度々取り上げている通りである。もちろん、単にTouchの開発が遅れていただけかもしれないが。


 


このPodcastは毎週火曜日に放送される。来週は、『Lucky’s Tale』を開発したPlayful CorpとVR開発の黎明期について語る予定だ。


 


参照元サイト名:uploadvr

URL:http://uploadvr.com/jason-rubin-upload-download-touch-launch/




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情報提供元: VR Inside
記事名:「 Touchとゲームパッドは共存していく。Oculusが語る「Touch以後」のVRコンテンツ