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同メディアによれば、ベンチマークツール・メーカーのFuturemarkは、このほどVR Ready PCかどうかを測定するテストツール「VRMark」をリリースした。
VR Readyかどうか判定するテストツールは、実のところ、すでにSteamから「SteamVR Performance Test」というフリーツールがリリースされているのだが、同ツールで分かるのは「Not Ready(VR Readyではない)」、「Capable(VR動作可能)」、「Ready(VR Readyである)」の3つの状態のうちどのステータスに当てはまるか、という大雑把な判定で、具体的にどの程度VR Readyな状態に足りないか、という「程度」の判定はできなかった。
VRMarkは、VRヘッドセットをPCに接続することなくVR Ready判定テストが可能であり、テスト結果はスコア化され、5,000スコアより高得点だとVR Ready、スコアが5,000より小さくなるにつれてVR Readyではないと分かる。
テストツールには、現在の標準的なVR使用環境を想定した「VRMark Orange Room」と、将来のより高負荷なVR使用環境を想定した「VRMark Blue Room」のふたつが用意されている。
上記ふたつのテストツールには、VRヘッドセットを用いずにテストを実行する「Benchmark mode」と、VRヘッドセットを装着してテストグラフィックを見ながらテストを実行できる「Experience mode」がある。
同テストツールを使用するには、公式サイトから入手する必要があるのだが、Orange Roomのみ使用可能な「VRMark Basic Edition」は無料でダウンロードでき、Blue Roomも使用可能な「VRMark Advanced Edition」は通常価格$19.99のところ、リリースセールとして$14.99で購入・ダウンロードできる。
ちなみに、公式サイトには法人向けテストツール「VR Mark Professional Edition」も用意されている。
VRMark公式サイト
http://www.futuremark.com/benchmarks/vrmark
参照元URL:https://www.engadget.com/2016/11/03/vrmark-will-tell-you-if-your-pc-is-ready-for-virtual-reality/
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