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Google CardboardとMerge VRはよく似ていると比較されるが、ユーザーインターフェイスと消費者のニーズにより大きな違いがある。
Cardboardはそのシンプルなクオリティで持ち運びやすく、使いやすいことで知られている。
しかしMerge VRはより多くの機能があり、ローメンテナンスヘッドセットとしてはより消費者のニーズに合わせたヘッドセットとなっている。
Samsung Gear VRとGoogle Daydremはライバルとされていおり、Gear VRがDaydreamに優っているところは先にマーケットに登場していることだ。
その分テストと調整に十分な時間がかけられており、消費者と開発者に合わせられている。
Daydreamはまだ発売されていないが、サポーターの豪華さがGoogleの新HMDという話題性と重なってはすでに高く期待されている。
これから各HMDの詳細を紹介していくので、ぜひヘッドセットを選ぶ際の参考にしてほしい。
Google Cardboardはもっとも使われてるHMDの一つだ。実用性よりも、その目新しさでよく知られている。
携帯の互換性
Google CardboardはAndroidとiOSに対応しており、もっとも使えるスマホの種類が多いヘッドセットだ。
• Android 4.1 (Jelly Bean)かそれ以上で、NFC(Near Field Communication)にも対応している。
これにはSamsung Galaxy S5も含まれる。
•iOS iPhone 6かそれ以上
• スクリーンのサイズは4.7から5インチだったが、最新のアップデートでCardboard2.0ではそれ以上のスクリーンサイズのiPhone 6SとSamsung Note 5に対応している。
デザイン
Google Cardboardは全てのHMDの中でもっともシンプルなデザインだ。
そのためか、コマーシャル目的でよく他のブランドとコラボレーションもしており、デザインの種類も多い。
ダンボールでできているため、簡単に組み立てることができ、たった二個のレンズをつけるだけで、VR体験ができる。
さらにNFCチップを搭載しているため、スマートフォンを取り付けるだけで自動的にGoogle Cardboardアプリが開始されるようになっている。
マグネットがボタン代わりになり、スクリーンをコントロールできる。
今あるヘッドセットの中ではかなり軽量で小さく、学校などの多くの人が使うような場所にはうってつけのHMDと言える。
アクセサリー
イヤフォンかヘッドフォンの他にアクセサリーは必要ない。
コンテンツ
Google CardboardアプリとGoogle Play StoreまたはiTunesのゲームが全て対象になる。
動画系のコンテンツから、視線で操作するようなシンプルなゲーム、さまざまな会社がプロダクトのデモをするためのアプリなど、アプリの種類の数の多い。
コスト
さまざまなバージョンがあるので、どれを購入するかで値段は変わるが、だいたい1,000から1,500円ほどで、最も安いヘッドセットといっても過言ではない。
Merge VRは若い世代に人気があるHMDで、Google CardboardやGear VRに比べると知名度が少ない。
しかし、機能性はGoogle CardboardまたはGear VRと同等にある。
携帯の互換性
上ので述べたとおり、Google Cardboardと同じでAndroidとiPhoneの両方に対応している。
「2年以内にはほとんどのAndroidとiOSデバイスに対応する」と公式に発表されていて、ここ最近のVR人気より、多くの人が新しいスマートフォンに変えていることにも推されて、対応している携帯の幅は広く、これからも増える予定だ。
デザイン
目を引くパープルカラーはMerge VRの大きな特徴であり、他のヘッドセットと違うところだ。
硬めの素材でできているため、壊れるといった心配もない。
デュアルインプットボタンという新しい方法で、より直感的なデザインとなっている。
重要な機能ではないが、意外と便利な画面のくもりを防ぐための換気孔もある。
小さくて外せるコンパートメントがAR用についており、これも他のHMDにはないMerge VR独自のものだ。
アクセサリー
HMDについているボタンで全てがまかなえるため、アクセサリーは特に必要ない。
コンテンツ
これもGoogle Cardboardと同様で、Google Play StoreとiTuneのアプリは全て対応しており、コンテンツの種類は豊富だ。
コスト
12,800円と、Google Cardboardとだいたいの機能が同じなので、ちょっと高額に感じる価格だが、他のHMDが最新携帯にしか対応していなく、それらをセットとして考えると、まだリーズナブルな値段だ。
Samsung Gear VRはクオリティの高いHMDであり、始めてのVRをハイクオリティで体験したい人にはおすすめだ。
しかし、Samsungのスマートフォンを持っていることが必須となる。
携帯の互換性
前までは対応していた古いバージョンに対応しなくなってしまったので、現在はGalaxy S7, Galaxy S7 edge, Galaxy Note5, Galaxy S6 edge+, Galaxy S6 and Galaxy S6 edgeとなる。
デザイン
最新のGear VRはより快適なVR体験を追求し、デザインが変更された。
さらにスクリーンが大きくなり、前デザインでは使いずらかったサイドのボタンが、この新しいデザインではなおされている。
アクセサリー
種類は少ないがオプションとして、コントローラーなどのガジェットがある。
コンテンツ
Oculusのプロダクトであるため、Oculus Storeのコンテンツが対象となる。
そのため、より厳選されたクオリティの高いものが多い。
さらに、Gear VR対応のコンテンツが次々とリリースされるため、数も豊富だ。
コスト
新モデルの値段は全モデルと据え置きで$99で、日本での価格は明らかになっていない。
Google Daydream Viewはまだ発売していないHMDだが、そのためマーケットの中では一番最新のヘッドセットとなるはずだ。
携帯の互換性
Gear VRがSamsung Galaxyにしか対応しないのと同じで、DaydreamもDaydream対応のスマホでしか使用できない。
一番最初にリリースされるものではGoogleがDaydream Viewと同時に発表したPixelが、対応のスマートフォンとなる。
デザイン
プラスチックでもダンボールでもない、布製という新しいタイプのデザインで、ファッションと合わせてつけられるというのがGoogleのコンセプトだそうだ。
他の硬いものとは違い、付け心地がいいのも特徴だ。
そのうえ、コントローラーもセットになっている。
アクセサリー
コントローラーがついてくるため、アクセサリーを新たに購入する必要はない。
コントローラーは9DOF(自由度)と、とても反応の良いモーションコントローラーだ。
本体には収納するスペースのある。
コンテンツ
CCP Games、Warner Bros.、Climax Studiosと有名なスタジオがコンテンツのサポーターとして名を連ねており、これにさらにGoogle自身のコンテンツが加わる。
これらの他にも、たくさんのスタジオがゲームを制作しており、種類、クオリティともにかなり期待できる。
コスト
アメリカでは11月12日に$79で発売されることが明らかになっている。
日本発売日、値段は未定だ。
参照元サイト名:vrfocus
URL: https://www.vrfocus.com/2016/11/a-guide-to-the-best-mobile-vr-headsets/, https://www.vrfocus.com/2016/11/a-guide-to-mobile-vr-google-cardboard/, https://www.vrfocus.com/2016/11/a-guide-to-mobile-vr-merge-vr/, https://www.vrfocus.com/2016/11/a-guide-to-mobile-vr-samsung-gear-vr/, https://www.vrfocus.com/2016/11/a-guide-to-mobile-vr-google-daydream/
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