Razer社は、まもなく開催されるE3に向けてOSVRの公式Facebookを更新した。



OSVR(Open Source VR)を開発しているRazer社は、2016年6月4日、OSVRの公式Facebookに「われわれは、アクセス制限のあるVRコンテンツに反対する。(VRコンテンツは)No-DRM、アクセス制限なしだ」というメッセージが入った画像をアップした。


こうした画像をアップした背景には、2016年6月14日から開催されるE3(世界最大のゲーム見本市)に向けて、VRコンテンツ開発者にOSVRがオープンソースであることを再認識させる狙いがあると思われる。


最近のVRコンテンツ開発関連のニュースでは、Oculus Riftのセキュリティ強化を含むアップデートが行われた結果、Revireが使用できなくなったことが記憶に新しい。


Revireとは、HTC社のVIVEからOculus RiftのVRアプリにアクセスできるようにする非公認ツール。


Razer社のねらいは、Oculus Riftに見られるようなVRコンテンツの「囲い込み」に反対して、開発上の制約を極力廃したオープンソースであることで開発者を呼び込むことにある。


OSVRに関する最新情報は、E3での発表以降に明らかになるだろう。


OSVRの公式Facebookページ

https://www.facebook.com/OpenSourceVR/


参照元URL:https://www.vrfocus.com/2016/06/razer-tease-drm-free-vr-announcement-for-e3/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 Razer社、E3に向けてOSVRが「オープンソース」であることを開発者にアピール