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Samsung社の技術開発責任者が、携帯に搭載されているスロットを必要としない「専用の」VRギアの開発を行っている旨を発表した。
どうやら同社は携帯ベースのVRテクノロジーのみの開発に取り組んでいるわけではないようだ。
Samsung社のソフトウェア研究リード Injong Rhee氏は、機器がどう機能するか、機器の出荷時期はいつになるかなどの詳細に関しては現時点では公表を控えた。
新製品はHTC製VIVEやOculus製Riftの様にPCに接続する形で用いられるのか?それとも完全に自立して機能するのか?
Gear VRとの違いはどのような点になるのか?
このようにこの件に関しては未だ謎な点が多くある状態となっている。
しかしながら、今回の発表がGear VR各製品の開発に携わったOculus社との関係性を変える可能性があることは明らかだ。
新製品が必ずしも完全に(これまでOculus社とのパートナーシシップ提携、ハードウェアの性質両点での要となってきた)Riftのライバル製品になると決まったわけではないが、Gear VRが今までしてこなかった形でこの新製品がRiftと重複する点を生み出すことは容易に予測できる。
この製品がどのようなものになるにせよ、今回の発表によりHTC、Sonyといった比較的先進的なVRヘッドセットの開発に現在進行形で取り組んでいる企業間で波紋を広げたことも想像に難くない。
これからこの製品がどのように発展し、他社との連携を図っていくのか。
Samsung社からの発表に目が離せない。
参照元: http://www.engadget.com/2016/04/27/samsung-making-dedicated-vr-headset/
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