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今回ダイソンが発表したDyson CleanTraceは、ARを使って掃除するエリアをデジタルでゲーム化することができるアプリです。
ダイソンの掃除機で掃除したところがARによって塗りつぶされていき、掃除したいエリアをくまなく塗りつぶせば掃除完了です。
ユーザーは掃除が終わった場所を簡単に識別でき、より効率的で楽しい掃除体験を実現します。
ダイソンによると、このアプリは同社のロボット掃除機360 Vis NavTシリーズから着想を得たとのことです。
Dyson CleanTraceは、LiDAR搭載のiPhone、特にiPhone 12 Pro以上を使ったモバイルベースで機能します。
LiDARセンサーを使うことで透過型ARが利用できるため、掃除エリアを「塗りつぶす」体験が実現できます。
ダイソンの高性能スティック掃除機、Gen5detectと組み合わせて使用し、ARゴーグル、VRゴーグルは不要です。
2024年6月よりCleanTraceはリリースされる予定で、専用の電話クランプもDysonから直接購入できるようになります。
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AR/MRを使った掃除機のアイデアは、今年2024年の初めにSNSで話題になりました。
ShopifyのプリンシパルXRエンジニアDaniel Beauchamp氏は、AR掃除に関する取り組みについて投稿しました。
その投稿では、Quest ProとTouchコントローラーを使った即席の「空間掃除」セットアップが使われています。
CleanTraceが床を塗りつぶしていくのに対し、このプロトタイプではARですでに塗りつぶされた床から色を除去していくものとなっています。
ダイソンのDyson CleanTraceは、同社のロボット掃除機から生まれたアイデアとは言うものの、このBeauchamp氏のプロトタイプに自社の解釈を加えたものであるとも言えそうです。
ダイソンが開発しているAR掃除アプリDyson CleanTraceが発表されました。
めんどくさい作業になりがちな掃除が、ゲーム感覚で楽しめるようになるので子供が喜んでお手伝いをしてくれそうです。
価格次第では需要が高まりそうですね。
参考:Dyson is Actually Building that Viral AR Vacuuming App, But Only for iPhone[Road to VR]
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