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一般社団法人REARVは「REAL と VR を A:アナログゲームでつなぐ!」という理念のもとに、カードゲームやボードゲームといった「アナログゲーム」をVR空間上で遊べるように、VRChatにて「VRアナログゲーム」開発を中心に活動を展開している非営利団体で、今月10日より無料公開されているのが大人気カードゲーム「ガンナガン」のワールド「VRガンナガン」です。
「VRガンナガン」の制作には原作者が監修にあたっており、一般社団法人REARVが独自で開発したシステムを使用していることで
・VR上でも現実のように遊びやすい
・カードやプレイマットの質感をリアルに再現している
という特徴を有しているだけでなく、
・銃を撃って相手の体力を減らす
・注射器で自分の体力を回復する
といった”VRならではの要素”も取り入れられたことで、リアルで対戦するカードゲームとはまた一味違う、没入感のある「未来のアナログゲーム体験」を提供することに成功しています。
「VRガンナガン」がVRChat上に公開されたのは今月10日からですが、最大同時接続数が300人を超えたほか、公開から1週間の累計来場者が10000回を超えるほどの大盛況を呈しており、カードゲームのボードゲームショップやAmazonでの販売も好調となるなど、VRでの人気がリアルでも強い影響を与えていることをうかがわせる結果となっています。
「ガンナガン」とはKeepdry社が販売している二人対戦型のカードゲームで、その特徴はプレイヤー同士が2つの山札を2丁の銃に見立てて戦うという「高速二丁銃カードゲーム」である点となっています。
本ゲームは続編にあたる「ガンナガン W SHOUT」も販売されており、ボードゲーム等ホビー商品の販売を行っているイエローサブマリン社において2022年の年間売り上げ第一位を記録するなど、販売開始以来爆発的な人気を博しているカードゲームとなっています。
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アナログゲームは「直接人と会う遊び」であることから、アナログゲーム業界は長く続いたコロナ禍により”会合すること”が難しくなったことで大打撃を受けている業界のひとつですが、コロナ禍が終息を迎えた現在でも、多くの作家や店舗、企業が厳しい状況に置かれているというのが現状となっています。
この状況を解決するために、ゲーム作家としても活動している一般社団法人REARVの代表理事は、アナログゲーム最大の魅力は「人と出会い遊ぶこと」にあるとの考えから、純粋なデジタルゲーム化ではない方法を模索していました。
その中で現実世界と同じように既にユーザーが生活しているVRSNSに着目し、実体験を重ねたところ”アナログゲーム”と”VR”の相性の良さを発見したということです。
VRSNS上で生活しているユーザーは指向性の会話やボディランゲージができるため、相手の表情や仕草などを体感しながらゲームが楽しめ「人と出会い遊ぶ」というリアルなカードゲーム最大の魅力をそのままの姿でVR上に再現することに成功したことで、本格的な「VRアナログゲーム」開発が行われることとなり、今回VR化されたのが「ガンナガン」です。
一般社団法人REARVでは、現実世界から人気作の権利許諾を受けてVRSNS上に『輸入』することで販促や広報につながる活動をすることと、それとは逆にVRSNS上から新たに誕生したアナログゲームを現実世界の製造販売につなげていく『輸出』をおこなうことで、REALとVRを双方向に繋げアナログゲームを両世界で拡めていきたいとしています。
一般社団法人REARVは様々な「VRアナログゲーム」を開発していますが、今回、Keepdry社の販売する高速二丁銃カードゲーム「ガンナガン」を原作者監修のもとVR化し、10月10日よりVRChat上に「VRガンナガン」ワールドを無料で公開しています。
子供から大人まで大人気のカードゲームですが、時間をや場所を合わせて対面する必要がないメタバースの世界だとますます手軽に楽しめそうだと感じるニュースですね。
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