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画像引用:Road to VR
先日開催されたConnect 2023で発表されたこれらの新機能は、Quest3はもちろんQuestプラットフォーム全体に導入される予定です。
Quest3では、インサイドアウトボディトラッキング(Inside Out Body Tracking(IOBT))という新機能によって、内部センサーデータを使用して手首、肘、肩、胴体を光学的に追跡できるとされています。
Meta社によると、この上半身のデータを利用して下半身の動作を推測することにより、従来よりも、より自然な動きを模倣するアバターを作成することが可能です。
例えば、胴体に対する足の位置も追跡し、アバターが前にかがんだり崖を覗き込むことができるようになります。
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また、同社は、2月にQuest2・Quest3・Quest Pro向けに提供される予定の、「Generative Legs」という機能も発表しました。
開発者ツールとして、三点ボディトラッキング機能またはQuest3専用のIOBTを使用して、よりリアルな足の動きを作成すると言われています。
それにより、より自然な立ち姿や座り姿、歩行時の躍動感のある足の運びが再現できるほか、ジャンプ、かがみ、しゃがみにも対応しています。
とはいえ、Generative Legs は基本的に、特定の状況で足が自然にどこにあるかを推定する機能です。
SteamVRトラッキングパックやソニーの Mocapiモーションキャプチャデバイスなどの専用トラッカーとは異なり、個々の足の動きを考慮せず、空手やブレイクダンスもできません。
なお、Generative Legsと新しいQuest3の上半身トラッキング機能を試すため、Meta社はショーケースアプリ「Dodge Arcade」を開発・公開するとのことです。
Meta社のQuestにアバターの足や足の動きを推定する新機能が登場することになりました。
同社のアバターといえば足がなく、現実の空間的に制約にとらわれない自由度を表現しているのが特徴といえます。
とはいえ、アバターに足がないというのは、仮想空間であってもなんとも言えない違和感を生むことから弱点・難点として挙げられてきました。
そこで、同社はアバターの足に関して方向転換し、Connect 2022でCEOマーク・ザッカーバーグが仮想のステージでアバターを通じて派手な足さばきを見せるなどアピールを積極的に行なっています。
今回の新機能ではそこまでの足捌きを再現することはできませんが、だいぶ近いものとなっているようです。
また、HorizonアバターだけでなくVRアプリ内でのアクティビティでも足の動きが再現されることになり、より人間らしい仮想空間での時間を過ごせるようになります。
これからQuestのアバターの足がどのように進化していくか注目ですね。
参考:New Quest Dev Tools to Add Leg Estimation for More Convincing Avatars[Road to VR]
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