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今回フォートナイトのクリエイティブマップとして公開された同モールは、先月公開が予告されていたもので、普段オンラインショッピングやイベントの舞台として利用されてきた「そらのうえショッピングモール」が、ゲームプレイの場として展開されています。
今回のフォートナイトでのマップ展開は、世界中で5億人ともいわれるプレイヤーたちにモールをアピールすることを目的にしています。
フォートナイト版は、閉館中で館内に入れないモールの外からスタートします。
モールの外にはゾンビが回遊しており、プレイヤーはモールに入って安全を確保するために、屋上から忍び込むミッションを遂行していきます。
ここでは、上にたどり着くことができたプレイヤーだけが次のミッションに参加できるという、クエストタイプのゲーム要素が取り入られていくということで、今後も継続的にマップを追加・更新していくということです。
「そらのうえショッピングモール」では、今回のフォートナイト版の展開に合わせて、ログインしてもらうための公式サイトが、日本語と英語版に変更できるようになっています。
海外のフォートナイトプレイヤーがプレイした際に、XRCLOUD版にも興味を持ってログインしてもらうことを目的にしており、VISITOR版は英語での案内を追加して開発を進めていくということです。
今後更なる言語の対応や、文字表記から動画などでの案内などに変更していくことで、全世界からの参加者を増やし、XRCROUD版への参加ユーザー・ログインユーザーを増やしていくことにもつなげていくことを目指すということです。
同モール2号館は、千代田区観光協会や秋葉原観光推進協議会らと連携して、神田カレーグランプリや、神保町古書店街の店が出店されています。
ここでは浴衣でログインし、盆踊りや花火イベントなどが開催されているほか、3号館の47都道府県ご当地館では、47都道府県各ショップにてご当地の応援大使VTuberによる「ご当地自慢トークシヨウ」のイベントや、マルシェなどの市場も開催されています。
今回の展開で全世界からアクセスしたプレイヤーに、日本の店や名所なども紹介とともに、現地に行ってみたいというインバウンド・観光の促進と、現地に行けずともオンラインショッピングに活用してもらうことを狙っているということです。
9月7日(木)からは、スマホやパソコンなどからアプリのダウンロード無しでログインできるXRCLOUD版のモール館内でも、魔女や悪魔・囚人・ゾンビなどの仮装をしたアバターになれるハロウイーンフェアが展開されます。
ここではゾンビに感染してしまった風の通行人が、ハロウイーン装飾された1号館のモールを徘徊していて、触れてしまうと自分も感染し、他の通行人に触れると感染させられるというギミックが追加されます。
ショッピングと合わせてメタバースの商業施設を回遊しながら、ハロウイーンイベントが楽しめる演出になっており、モール内の3DCGショップに入ると、感染した状態が解ける仕掛けも設置されます。
この仕掛けは、ハロウイーン期間中のモールのショップへの入店数アップ・滞在時間の向上にもつなげたいとの考えから企画されているということです。
普段はオンラインショッピングの場として100店舗以上の店が集積された同モールは今後、仮想空間ならではの演出やサービスを提供して、買い物以外にもコミュニケーションやエンタメを楽しんでもらえる機能を更に強化し、フォートナイト版で興味を持ったユーザーの来店から、月平均6万~10万のアクセスログ増加を目指しているということです。
メタバースの商業施設「そらのうえショッピングモール」のフォートナイト版が、8月31日より公開されています。
ここではゾンビがうろつく同モールからの脱出ミッションが展開されるほか、XRCLOUD版では、ここでもゾンビが徘徊するハロウイーンフェアが9月7日から開催されます。
新しく展開された同モールに、ぜひ遊びに行ってみてください。
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