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VRヘッドセットのPICO社が今回、Khronos Groupが開発したOpenXR規格に完全準拠することを発表し、複数のプラットフォームで高性能アプリケーションを実行でき、かつ、すべてのPICO製ヘッドセットと互換性があるシステムを開発できるようになったとしています。
今回PICOが準拠したOpenXRは、Khronos Groupが開発したロイヤリティフリーのオープンスタンダードで、開発者が同じコードを再利用しながら、より多くのプラットフォームにアクセスできるようにすることで、VR開発を簡素化することを目的に開発されました。
今回の準拠によって開発者は、OpenXR規格の恩恵を受けつつ、PICOヘッドセットで最高のポータビリティを実現することが可能になっています。
PICO社では、OpenXR規格に完全準拠することで、消費者や企業のユーザーがより多くのアプリにアクセスできるようになり、同社の消費者向け・企業向けヘッドセット製品での全体的な使用感が向上するとしており、同社代表のHenry Zhou氏は、
「PICOは、ヘッドセットと、PICOユーザーがヘッドセットからアクセスできるアプリの強化を続けており、これはPICOにとって重要なステップとなります。」
と述べています。
数々のVRヘッドセットを開発しているPICO社が今回、Khronos Groupが開発したOpenXR規格に完全準拠することを発表しました。
今回準拠したOpenXR規格により、アプリケーションの開発者は今後複数のプラットフォームで高性能アプリケーションを実行することができ、すべてのPICO製ヘッドセットとの互換性を持たせることが可能になります。
PICO社と言えば、最新のテクノロジーを搭載したVRヘッドセットを次々と生み出し、世界中の個人や企業のユーザーから賞賛を得ていることで知られていますが、今回の準拠でどんなアプリが登場するのでしょうか。
今後の動きにも注目が集まりそうです。
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