NPO法人バーチャルライツは2022年6月1日(水)、国際メタバース協議会の設立を発表しました。

ここには韓国のVR文化権益委員会(VR Culture&Rights Committee)も参画しており、国際協議の第一歩としてアジアの文化先進国2国からのスタートとなっています。



国際メタバース協議会設立へ

今回設立が発表された「国際メタバース会議」は、2022年6月現在で日本のNPO法人バーチャルライツと韓国のVR文化権益委員会で構成される国際カンファレンスで、

・座長にNPO法人バーチャルライツが

・委員にVR文化権益委員会が

就任しています。

各国の情報を共有へ

この会議は、メタバースが国際的に拡大していく中で、各国のアドボカシー団体の政策提言や事業推進などに、国際的な視点を取り入れる必要性などから設立されており、その主たる目的は各国の規制動向の共有UGC等の商取引事例の共有のほか、

・表現の自由を擁護するための情報共有

・各国の研究開発動向の共有

・国際的なメタバース動向に係る報告書の作成

・メタバース文化の擁護に係るアライアンス構築

などについて競技することとなっています。

協議内容から作成された報告書は原則として公表され、政策提言などに取り入れてられていきます。



3回目までの会議予定が決定

現時点で第3回協議会までの議論内容が決定されており、必要に応じて各回には講師や専門委員が招聘されます。

第4回以降には情勢に応じてテーマ及び出席者が決定され、また新規委員の募集が行われる予定になっています。

<第1回>

各国の課題について情報共有。

<第2回>

表現規制の動向についての共有と報告書の作成。

<第3回>

クリエイターに対する権利侵害についての共有と報告書の作成。

VR文化権益委員会とは

この会議の構成メンバーである「VR文化権益委員会(VR Culture&Rights Committee)」は、今年3月に設立された韓国のメタバース団体で、韓国科学技術院(KAIST)のメタバース研究者であるソン・ミンウ氏が理事長を務めています。

メタバースに係る文化振興や政策研究・アーカイブ事業を行うことを目的に設立されており、メンバーにはメタバース文化を牽引するクリエイターや研究者、ユーザーらが名を連ねています。

団体ホームページ(韓国語)

まとめ

日本のNPO法人バーチャルライツが、韓国のVR文化権益委員会とともに国際メタバース協議会を発足させました。

国際協議の第一歩としてアジアの文化先進2国からスタートさせ、国際的なルールを検討していくということです。

これからの報告に注目が集まりそうですね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]




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情報提供元: VR Inside
記事名:「 日韓による国際メタバース協議会が発足!アジアから国際的なルールを検討へ