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Horizon Venuesでは、アバターを使って仮想ロビーを探索し、自分だけの快適なブースから、一人であるいは他のユーザーとともにライブやオンデマンドのコンテンツを並んで視聴することができます。
2020年のローンチ以来、
・ビリー・アイリッシュなどの人気アーティストによるライブコンサート
・UFCやPGA World Tourなどのメジャースポーツイベント
・コメディのライブショー
・グループ瞑想会
など、幅広い没入型ライブストリーミングイベントがVenuesプラットフォームで開催されてきました。
2022年6月からVenuesは、ユーザーが独自の仮想世界を構築・共有し、ライブイベントを開催したり、ゲームやアクティビティを開発できるVRソーシャルプラットフォームのHorizon Worlds内の専用空間に移行することになります。
この移行により、Venuesはメタバース内の独自の仮想世界として存在することになり、ワールドブラウザのメニューでVenuesを探し「参加」を選択するだけで始めることが可能です。
今後Horizon Worlds内で、スポーツイベントや最新の人気アーティストのコンサートなどお気に入りのイベントを視聴・参加したり、さらには自身でイベントを主催することができるようになります。
Horizon Worldsへの移行により、日本のユーザーもVenuesへのアクセスができなくなりますが、Oculus TV経由でハイライトとリプレイを視聴することはできるとのことです。
Meta社は数カ月間かけて、Horizon VenuesとHorizon Worlds間の相互運用について検証をしてきました。
しかし、2021年の末のHorizon Worldsのローンチ以来、MetaのライブイベントプラットフォームがVRメタバースに融合することを期待するユーザーが多かったようです
その結果を踏まえ、Meta社はゲームの世界と人々が集う空間をシームレスに行き来できること、そして友達と一緒にすぐにショーに参加できることに大きな有用性があることを確認したとしています。
また、Meta社は2022年の夏以降、Horizon Worldsを徐々に他の国にも拡大していく予定とした上で以下のようなコメントを発表しました。
より多くの利用者に独自の世界を創造し、VR上で新しい友達を作り、Horizon Worlds内で様々なVenuesのイベントを楽しんでいただきたいと考えています。
引用:Oculusブログ
数々のVRVRイベントが開催されてきたVenuesがHorizon Worldsへと移行・統合されることになりました。
これによってこれまでは一回一回アプリからアプリに移動する必要があったものが、メタバース内にいながらにしてイベントに参加できるようになりました。
こうしたアクセシビリティの問題は没入型体験の導入にとって大きな課題です。
プラットフォームを一つに統合することで、Horizon Worldsが一枚岩のメタバースとして成長していくきっかけになると思われます。
ひいてはQuest 2ユーザーのメタバース体験をさらに合理化することができるのではないでしょうか。
これから秋に開催が予想されるConnect 2022までにHorizon Worldsがどのような変貌を遂げていくのか楽しみですね。
ソース:Oculusブログ
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