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中央住宅社が埼玉県さいたま市で販売している「北浦和みのりプロジェクト」は、全34棟の大型分譲施設となっています。
今回「build+」が採用されたのは、
住宅が建設される前の土地だけを見ても間取りや広さのイメージを顧客と共有することが難しい
という問題点を解決するためだということで、活用にあたってはASATEC社が運用するアプリケーション「MetaTown」が使われています。
「MetaTown」のカメラを土地の景観にかざすと空間が認識されてこれから建つ家がARで表示されるようになっており、これによって販売会社と顧客が”これから建つ家のイメージを共有する”ことが可能となります。
「build+」は空間を認識して住宅をARで出現させる仕組みになっていて、表示されるのは一部の場所の再現画像ではないため、屋内に入り、屋内から外を眺めた景観を確認するということも可能です。
今回提供が開始された「build+」は、ASATEC社が運営するスマートフォン向けのアプリケーション「MetaTown」を活用し、
空き地の周囲の景観を認識し、空き地の上にあたかも存在するかのように3DCGの建造物を表示させる
サービスです。
ここでは空間を認識することで、従来のARで散見された”少しカメラの向きを変えると位置がずれてしまう”というデメリットを克服しており、土地の中を1周した場合でも、3DCGの家の位置がずれることなく表示されるようになっています。
本サービスは特許出願中となっており、住宅販売メーカーや建設事業者にむけてα版の提供が開始されています。
このシステムに活用されている「MetaTown」は、”XR”や”デジタルツイン”、”GPS”、”空間認識の技術”を組み合わせることで
現実の世界に仮想世界を融合させることができる
スマホ向けのアプリです。
開発元のASATEC社では、今後地域活性化を担う企業や大学と連携し、街のメディア化を促進したいとしています。
ASATEC社が開発したスマホ用アプリ「MetaTown」のカメラを活用し、空き地の周囲の景観を認識して3DCGの建造物を表示させることができるサービス「build+」のα版がリリースされました。
同サービスは住宅販売時の営業支援サービスとして、中央住宅社が埼玉県で手掛ける大型分譲施設に採用されています。
家はとても大きな買い物なので、より細部までを把握したつもりでも、いざ入居するとイメージと違っていたということが起こりがちですが、このサービスを活用すれば、販売店と購入者の認識の違いを埋めることが出来そうですね。
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