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今年8月にSheepDog社が運営するITツール比較サイト”STRATE”が、若年層とシニア層向けに「VRコンテンツの認知及び利用に関するアンケート」を実施し、その結果を同26日(木)に公開しています。
今やVRはゲームや映画など、日常の中でエンターテイメント関係を中心に目にすることが多い技術となっており、
・医療や介護
・不動産
といった幅広い分野でも活用されていて、コロナ禍で外出が減っている現代においては更なる発展が見込まれています。
今回のアンケート調査では、そんな技術に対する若年世代とシニア世代での認知度やVRコンテンツの利用割合についてまとめられており、特にシニア世代でも認知率が高いことが分かっています。
この調査は、宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県に居住する15歳~19歳と60歳~69歳の男女400人を対象として、8月20日にネットリサーチで実施されています。
調査ではまず、対象者に「VRコンテンツを利用・体験したことはあるか?」と質問しており、その結果
・10代男女では55.5%
・60代男女では50%
が最も多い「知っているが体験したことはない」と回答しており、「VRを知らない」と回答したのは
・10代で29.25%
・60代で42%
となっていて、「体験·利用している」と回答したのは
・10代で合計は15.25%
・60代でわずか8%
に留まっています。
このことから10代におけるVRの認知度はおよそ71%、60代では58%と、シニア世代でも半数以上がVRの存在を知っていることが判明しています。
調査では次にVRコンテンツの利用経験を男女別に質問しており、その結果
・10代男性の2割程度
・60代男性の1割程度
がVRコンテンツの利用経験があると回答しています。
このことから、幅広い世代に利用されるコンテンツとなってきていることが分かっています。
また週1回以上VRコンテンツを利用しているという回答の年代と性別での比較では、
・10代男性が7%
という結果になっており、10代女性では2%とその差が3倍以上開いています。
最近ではVRゲームも多く登場していることから、普段からゲームに触れる機会の多い10代男性の利用率が高いと考えられています。
今回、10代と60代のVRに対する認知度とコンテンツの利用率について調査がなされました。
その結果から両世代とも半数以上の人がVRを認知していることが分かり、また男性の方が利用率が高い傾向にあることも判明しています。
今や様々な業界に利用されているVRですが、これからも更に認知度・利用率が増えていきそうですね。
さらなる発展が期待できます。
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