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2018年にYawVRが最初に行ったクラウドファンディングでは、VRおよび従来のモニター向けのコンパクトな3DOFモーションシミュレーターチェアYawが登場しました。
今回発表されたYaw2は初代Yawの次世代モデルとして開発されたものです。
Yaw2はゲーム用に設計されていて、対応したゲームをプレイすればゲーム内の動きに合わせてシートが動いたり振動します。
動作範囲は
・上下の傾き70度
・左右の傾き40度
となっており、さらにYawプラットフォームを追加すれば
・左右に360度回転
することも可能とのことです。
さらに、より没入的なVRゲーム体験を提供するために、
・操作遅延を低減するUltra-low latency
・出力350Wのパワフルなモーター
・スピードや加速、エンジンのRPMまたは発砲などの振動を忠実に再現するバイブレーション
・ゲームの時間を管理し、やり過ぎを防ぐタイムトラッカー
といった機能が搭載されています。
YawVR社によると、Yaw2は
Oculus Quest
PSVR
SteamVR対応のヘッドセット
をはじめ、すべての主要なVRゴーグルに対応しています。
また、ソフトウェア環境として
Elite Dangerous
Dirt Rally 2.0
Project Cars 2
MS Flight Simulator
など20以上の人気VRゲームに対応していて、独自の無料アプリ「Yaw VR Game Engine」など各種ソフトウェアツールを提供するとのことです。
Yaw2はVRゲーム用に開発されていますが、ビジネスの場面でも利用可能です。
キーボード、マウス、ラップトップなどを簡単に収納する大きくて人間工学に基づいたデスク
好きなシートを自由に選んでプラットフォームに追加可能
休憩時間を含む仕事のスケジュールをより適切に管理できる内蔵タイマー
タイミングが重要なプレゼンテーションや会議をサポートするバイブレーション機能
背中と首の動きを一定に保ち、筋肉と関節の健康を維持する姿勢矯正支援機能
といった機能で長時間のデスクワークも快適に行うことができます。
さらに、仕事が終わった後はロッキングチェアとして利用することもでき、お気に入りの音楽をかけながらリラクゼーションタイムを味わうことも可能です。
ゆりかごで眠る赤ちゃんのようにゆったりとした気分で1日の疲れを癒すことができます。
VR体験をする上でとても魅力的なアイテムが登場しました。
Yaw2は体の傾きをVRゲームに合わせて変えてくれるので、ゲームセンターなどの大規模施設でないとできないリアルなVR体験ができます。
気になる価格は最安モデルでも約11万9130円(1090ドル)となっていて、一般消費者向けのゲーミングデバイスとしては明らかにギリギリの価格です。
とはいえ、あっという間に目標額を達成したところを見ると、Yaw2が実現するリアルなVR体験と快適な環境を考えるとそれほど高額というわけではないとも思えます。
より上質なVR体験のために導入してみてもいいかもしれませんね。
参考:Yaw2 –Motion Simulator and Smart Chair[Kickstarter]
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