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最近は新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、不動産販売・住宅分野においても、人と人との接触を避けたスタイルが求められるようになっており、直接対面しない営業マーケティング活動においても、オンラインで住居空間をわかりやすく伝えることができる高品質なVRコンテンツの必要性が高まっています。
スペースリー社が開発したVRクラウドソフト「スペースリー」は、簡単にVRコンテンツを制作・編集できるだけでなく、追客やウェブ会議、家具の配置などの様々な機能が備わっており、住宅・不動産業界を中心に5000以上の事業者が利用しています。
また、3D CADソフトWalk in Homeからデータを書き出してVRコンテンツが簡単に制作できる、「共有計画」のパッケージを株式会社安心計画と展開し、数百社で利用されています。
オンライン上では操作が難しい3D CADソフトをオンラインで、住宅購入を検討する人でも簡単に操作できる高品質なVRコンテンツとして活用することができます。
スペースリー社の豊富なIT活用サポートの経験と同社が蓄積したノウハウに加えて、ハウスメーカー・工務店支援の豊富なサポート実績を有する安心計画社とともに、イシンホーム加盟店ネットワークのVR活用を推進するために、今回の業務提携にいたったということです。
高価な専用機材などは不要で市販の360度カメラで撮影した写真をアップロードするだけで、短時間で高品質なコンテンツを制作・編集できます。
さらに、3D CADからワンクリックで書き出しドラッグするだけでVRコンテンツが制作可能です。
コメントや画像・動画・外部リンク・ホームステージングの有無や、収納のオープンクローズを切り替えるシーンスイッチ機能など、様々なインタラクションを直感的な編集で追加することも可能です。
制作したVRコンテンツは、自社のホームページに簡単に埋め込むことができます。
さらに利用者へURLを送付したり、チラシやPDFにもQRコードを掲載することもでき、簡単に共有することが可能です。
利用者はスマホをかざすだけで、VRゴーグルがなくてもすぐにVRコンテンツを閲覧することが可能です。
また限定した事業者間へ、VRコンテンツを簡単に流通させることができる共有チャンネル機能も利用できます。
さらにVRコンテンツが閲覧され始めたら通知が来る、またサイト利用者がどのように物件を閲覧したか分析できる「セールスVR」機能や、アプリのインストール不要でURLだけで開始できる「VRウェブ会議」、VR空間で採寸ができる「AIサイズ推定」や実物の家具を配置できる「AI空間設計」など、営業マーケティングで活用できる様々な機能が搭載されています。
「スペースリー」は、360度VRコンテンツ制作と活用のためのクラウドソフトです。
2016年11月にリリースされてから不動産・ハウスメーカーなどの分野を中心に、5000以上の事業者にサービス提供されています。
リーズナブルな価格・直感的な操作で、Webブラウザで利用可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までを一括して行うことができます。
「スペースリー」は、
業界初の遠隔地でも簡単にVR空間の案内ができる遠隔接客機能
パノラマVR写真へ家具を自動配置する機能を含むAI空間設計シミュレータ機能
をいち早く実現する高い技術力が特徴です。
また「スペースリー」を運営するスペースリー社は、360度空間データや視線データの活用のための「AI×VR」の研究開発を推進するため、Spacely Labの設立・運営も行っています。
これまでスペースリー社は、不動産や住宅分野におけるFC・VC本部と提携することで、各加盟店向けにVRの活用を推進してきました。
今回のイシンホームとの提携を含め、2023年4月までのFC・VC本部経由でのサービス提供店5000店舗を目標としています。
今回の業務提携を通じて、新たな住宅分野でのニューノーマルに対応した新たなモデルケースを実現し、VR活用をイシンホームとともに推進していくとしています。
住宅購入の検討には、従来は住宅展示場で複数の住宅を比較検討するなど、対面で説明を受けたり、見学者で密になってしまう場面などがありました。
コロナ禍ではバーチャル展示場など、オンラインで住宅を見てもらう仕組みが増えてきています。
今回の業務提携では「スペースリー」を活用し、高精度なVRコンテンツで再現された住宅を紹介できるだけでなく、多彩な編集機能で生活導線やサイズ・設備の詳細などわかりやすく、ユーザーに情報を共有することができます。
さらに「VRウェブ会議」機能などを活用することで、直接ユーザーに住宅の説明を行うこともできます。
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