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VR開発にはどのような知識が必要かご紹介します。
VRの代表的な開発環境には
「Unity」
「UnrealEngine」
というゲームエンジンがあります。
3DCGを作成し、VRコンテンツに仕上げていくためにはゲームエンジンを使いこなすことが必要不可欠です。
また、ゲームエンジンによる開発環境のもとで、さらに複雑な処理を行うためには「C#」「C++」などのプログラミング言語の知識も必要になってきます。
それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。
Unityはユニティ・テクノロジーズが基本無料で提供しているゲームエンジンです。
ARゲーム「ポケモンGO」の開発に使われたことでも知られています。
VR空間の構築や作成したVRキャラクターに動きをつける処理も、高度なプログラミング技術不要で出来るのが魅力です。
3Dの素材や部品などが多数公開されていることから初心者でも扱いやすく、全世界で100万人のクリエイターに利用されています。
UnrealEngineはEpic Games社が開発した、Unityに次いで知名度の高いゲームエンジンです。
プログラミング言語を記述することなくクオリティの高い映像を直感的に創り上げることができます。
「PUBG」や「ドラゴンクエストXI」などの有名タイトルで採用されていることでも有名です。
一方でUnityと比べると、やや取り扱いが初心者には難しいところがあるとも言われています。
UnityやUnrealEngineを利用すればプログラミング言語を使わなくてもゲーム開発ができますが、複雑なカスタマイズをするためにはプログラミング言語が必要です。
主なプログラミング言語にはJavaScriptやC#、C++などがあります。
Unityでカスタマイズを行う場合には「C#」を、UnrealEngineの場合には「C++」を主に使います。
本格的なVR開発を目指すのであれば、これらのプログラミング言語を使いこなすことが重要です。
VR学校を検討する際に重要視するポイントは色々とありますが、
「これだけはチェックしておこう!」
という3つのポイントをご紹介します。
VR学校に通うと当然授業料や設備費などの学費がかかるので、学習のためのコストは割高になってしまいます。
しかし、3Dなど複雑で高度な処理が中心になるVR開発は独学は難しく、結局のところ専門学校に通うのがVR技術習得の近道です。
とはいえ、できるだけ自分の経済力と学びたいことがマッチした学校を選ぶようにしましょう。
また、学校によっては奨学金制度や学費サポート制度を設けている場合もあるので、この点についてもチェックすることが重要です。
VR学校はそれぞれに特色カリキュラムを打ち出しているため、同じVR開発を学ぶものでも学校によって内容に差があります。
そのため、せっかくVR学校に入学しても実際に学べる内容が希望と違うものだと、時間とお金を無駄にしてしまうことになりかねません。
自分がやりたいことがちゃんと学べるか、VR学校の授業内容は詳しくチェックしておきましょう。
学費や授業内容について詳しく知るためには学校資料をチェックすることがとても重要です。
ほとんどのVR学校では無料で資料請求できるので、気になった学校があればとりあえず資料を請求してみましょう。
また、説明会だけでなく体験入学やワークショップも積極的に開催しているVR学校が多く、これらも学校の雰囲気を確かめる参考になります。
以上紹介した3点を踏まえて、VR開発が学べるおすすめのVR学校を厳選して5つご紹介します。
■学費
・1年次:138万円(入学金、授業料、施設設備費、演習実習費)
・2年次:128万円(授業料、施設設備費、演習実習費)
■期間:2年間
■場所:東京・恵比寿
〒150-0011
東京都渋谷区東2-29-8
■主な授業内容
・C言語、C++言語、Java言語
・ゲーム数学、アルゴリズム
・ゲームグラフィック
・VRハードウェア
・VRユーザーインターフェース
・AR基礎
など
■公式サイト:アミューズメントメディア総合学院
国内有数のエンタメ総合学院である「アミューズメントメディア総合学院」のゲームプログラマー学科にはVR・AR専攻コースが開設されています。
ゲームプログラミングの基礎知識を1年かけて学び、2年次からVR/AR開発者として必須の知識・技術を身につけるカリキュラム内容です。
「産学共同・現場実践教育」を徹底しており、開発から商用リリースまで手がけるAMG GAMESを通じて学生は在学中から実際の商品の開発に携わることができ、人気VRリズムゲーム「Airtone」などの開発実績もあります。
そのため、入学時にはプログラミング未経験だったとしても即戦力のVRエンジニアとして活躍することが可能です。
また、学費の免除や奨学金など学費サポートの制度もしっかりしています。
■学費
・入学金10万円
・設備充当費:33万円
・授業料:89万円
・実習費:18万円
■期間:3年間
■場所
・東京校
〒153-0061
東京都目黒区中目黒2-10-17
・大阪校
〒542-0076
大阪府大阪市中央区難波4-4-4 難波御堂筋センタービルB1階・3階
■主な授業内容
・3DCG制作
・Unity
・VRアプリケーション制作
・VR/MRゲーム制作
など
■公式サイト:バンタンゲームアカデミー
バンタンゲームアカデミーのゲーム学部にはVR・MRクリエイターコースがあり、3年間で3DCG制作からVR/MRコンテンツの制作までを学ぶことができます。
Unityの初歩から最先端のVR/MR開発スキルをしっかり身につけられるように、1クラス2講師体制でプロのVRクリエイターによる講義が行われているのが特徴です。
また、学生はバンタンフリップチャンネルという動画配信サービスを利用でき、4500本以上の映像教材で理解を深めることができます。
アニメーションや声優など複数の学部と共同でのチーム制作や東京ゲームショウなどへの出展など、高いレベルでのクリエイティブ活動を行う機会が多く提供されています。
■学費:99,360円(税込)
■期間:標準学習期間3ヶ月、在籍期間6ヶ月
■場所:東京や大阪、福岡など全国18ヶ所
■主な授業内容:アプリやゲーム制作をeラーニングで学ぶ
■公式サイト:総合学園ヒューマンアカデミー
様々な専門知識を学ぶことができる「ヒューマンアカデミー」にもVR開発を学べるコースが登場しています。
講座はオンラインで行われ、
・VR動画
・VRホラーゲーム
・VRシューティングゲーム
をUnityを利用して作っていく実習形式です。
講座内容は「METALGEARSOLID V」のモーションキャプチャ、「真・三國無双7」の3DCG制作などに携わった株式会社ディーワンが監修した現場での実践に沿った内容です。
eラーニング形式で行われるため、隙間時間を利用して効率的にVR開発の初歩を学ぶことができます。
■料金
・入学金:5万円
・ビギナーコース:一般24万8千円、学生19万8千円(分割あり)
・エキスパートコース:一般29万8千円、学生24万8千円(分割あり)
・アドバンスコース:一般55万円、学生45万円(分割あり)
■期間:5ヶ月~9ヶ月
■場所
・中目黒本部
〒153-0051
東京都目黒区上目黒1-26-1
・お台場ラボ
〒135-0064
東京都江東区青海2丁目4−10 東京都立産業技術研究センター内
・恵比寿会場
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-7-7 EBSビル7F 株式会社フェローズ 7階・セミナールーム
■主な授業内容
・Unity
・ゲーム開発
・VRソフト開発
・コンテンツクオリティアップ
など
■公式サイト:VRプロフェッショナルアカデミー
現時点でVR/AR/MRに特化した国内唯一の専門学校が「VRプロフェッショナルアカデミー」です。
講義はUnityの国際認定資格のカリキュラムに合わせて組み立てられ、プロのVR開発者が講師を勤めています。
ベネチア国際映画祭など海外の有名映画祭で卒業生の作品がノミネートされるなど、グローバルに活躍できる人材を輩出しています。
エンジニアコミュニティや専属のキャリアアドバイザーによるアドバイスなど、VRエンジニアとしてのキャリアをスタートしていくための体制が整っているのが特徴です。
■学費:138万円(入学金、授業料、設備費込み)
■期間:1年間
■場所(CG/VFX専攻コースを設置している校舎)
・東京本校
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 4F
・大阪校
〒530-0014
大阪市北区鶴野町4-11 朝日プラザ梅田ビル2F
■主な授業内容
・CGモデリング
・CGアニメーション
・テクスチャ演習
・実写撮影・合成
・VFX基礎・実践
・表現演習
■公式サイト:デジタルハリウッド、CG/VFX専攻
3DCG、VFX映像に必要な技術を学ぶことができるデジタルハリウッドのCG/VFX専攻コースでは、VR開発についても学べるようになっています。
デジタルハリウッドでは企業が講師としてゼミを行い、学内でインターンシップに近い制作活動を行うことができるため、現場に近い環境での学習ができるのが特徴です。
校舎は24時間解放され、また学習内容をeラーニングで何度もチェックできるので、クリエイターとして必要な知識や技術をしっかり身につける環境が揃っています。
VRを学べる専門学校は少ないながらも複数あり、それぞれに特色のあるカリキュラムや校風があります。
今回ご紹介した5つの中で特におすすめなのがアミューズメント総合学院です。
全くの初心者でも2年間でしっかりとプログラミングやVRについて基礎から学ぶことができます。
仮にVR開発者になれなかったとしても、プログラミングの基礎があればゲーム開発者として活躍できる可能性も残ります。
また、2年次では専攻が分かれるので、1年次の間に「もっとゲームのプログラミングを専門的に学びたい」と希望する進路が変わっても対応可能です。
VR開発に関する高度な知識・技術を学ぶ環境が揃っていて、「Airtone」のような人気VRゲームを実際に学生が制作したという実績があるのもポイントになります。
そのほか、学費免除や奨学金など、学費サポート制度が充実しているのも大きな魅力です。
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VR業界は徐々に成長していて、特に「5G元年」となる2020年には一気に拡大すると見込まれています。
そのため、ゲーム分野だけでなく建築、医療や教育など様々な分野でのVR活用が進み、VR開発者の需要も増えてくると思われます。
VR開発者として第一線で活躍することを希望しているのであれば、VR開発の知識やスキルを学べるVR学校に通うのが一番です。
資料を無料請求できたり体験入学や説明会を開催しているVR学校が多いので、これらを積極的に活用して自分にピッタリなVR学校を見つけましょう。
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