- 週間ランキング
同メディアは、人気インディーズゲーム「Minecraft」をWindows MRヘッドセットでプレイする方法およびプレイ動画を公開した。
2017年10月17日、4つのメーカーから一斉にWindows MRヘッドセットがリリースされた。Minecraftは、同ヘッドセットがリリースされる前から対応コンテンツのひとつであることが発表されていた。
同ゲームを実際にWindows MRヘッドセットでプレイするためには、ヘッドセット一式が必要なことはもちろんのこと、Windows 10 PCが必要となる。これらふたつのデバイスを用意したうえで、同ゲームのWindows 10 最新ベータ版を入手しなければならない。その方法が以下である。
1.Windows 10 PCからMicrosoft Storeを起動する
2.Microsoft Storeで「Xbox Insider Hub」(無料)を検索する
3.Xbox Insider Hubをダウンロードしてインストールする
4.Xbox Insider Hubを起動する
5.Insiderコンテンツのリストから「Minecraft for Windows 10」を選択後、起動(下の画像参照)
Minedraft Windows 10 最新ベータ版をWindows MRヘッドセットを使ってプレイすると、同ゲームを開発しているMojangのロゴが表示された後、ゲームは山小屋からスタートする。ゲーム直後は通常モードになっている(下の動画参照)。
VRモードでプレイするには、山小屋のなかにあるテレビからVRモードの画面に入ることになる。
なお、通常モードとVRモードは切り替えることが可能であり、MRヘッドセットを使って通常モードをプレイすると、大画面のバーチャルなディスプレイを使ってプレイすることになる。このふたつのモードの切り替えは、同ゲームのGear VR版およびOculus版と同様となっている。
公開されたプレイ動画を見る限りでは、プレイの視線の移動に伴う画面スクロール、そして専用コントローラーによる操作は非常に滑らかに感じられる。もっとも、プレイされているのがベータ版なので、正式対応版は細かなバグが改修され、操作感もさらに改善されると思われる。
Minecraftは、3Dのデジタル世界を舞台とした大人気のインディーズ・ゲームだけあって、早い時期からVRとARへの対応が進んでいる。
2015年のE3において、MicrosoftがHoloLensを発表した時、同デバイスを使ってMinecraftをプレイするデモを披露した(以下の動画を参照。とくに2分30秒から5分30秒あたり)。
発表されたHoloLensを使ったMinecraftのデモを見ると、プレイヤーがAR表示されたワールドを操作している様子がわかる。
もっとも、周知の通りHoloLensの価格は$3,000(約¥330,000)なので、以上のデモのようなAR体験は誰でもができるわけではないだろう。
昨年のE3において、Microsoftは同ゲームをVR対応することが発表した(上の動画の9分20秒あたりを参照)。
2016年10月18日、大型アップデート版がリリースされたことでGear VR版がXbox Oneゲームパッドに対応し、またOculus Rift版がOculus Touchに対応した。もっとも、Oculus Touchがリリースされたのは、大型アップデート後の2016年12月であった。
またWindows 10版、Gear VR版、そしてPocket(スマホ対応)版にはボス戦、さらにはテキストファイルを編集するとキャラクターやゲームの挙動をカスタマイズできるアドオンが追加された。
Xbox版、Wii U版、PlayStation版に対しては、中国神話から着想されたマッシュアップ「Chinese Mythology Mash-Up pack」が追加された。
2017年9月、南アフリカのスタートアップSpeak Geekは、ARCoreを使ってAndroid端末でMinecraftのワールドをAR表示するデモ動画を公開した。
デモ動画を見るとわかるように、まずPCで表示対象となるMinecraftの建造物を制作し、その後Android端末に出力してテーブル上にAR表示している。デモ動画ではAndroid端末のみを使用しているが、同様のことをiOS端末でも可能である。
以上のようにVRとARの世界に進出しているMinecraftではあるが、現時点ではまだVIVEに正式対応していない。ぜひVIVEに正式対応することを期待したい。
ソース:UploadVR
https://uploadvr.com/minecraft-available-on-windows-vr-headsets/
Copyright ©2017 VR Inside All Rights Reserved.