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公開された募集要項によると、募集可能な作品形式は360°動画、VR動画、MR作品、各種アプリ、インスタレーションアートなど。従来の2D映像作品にとらわれない、柔軟な発想から生まれた映像表現を求めているようだ。
イマーシブコンテンツは、従来のメディアに比べて、視聴者を特定の社会問題の当事者らへと共感させやすいという特徴がある。単なる目新しいメディアと言うだけではなく、問題提起のメディアとして優れた側面をもっているのだ。
そのためこうした展示会を通じて、従来は認知されていなかった社会問題が広く知られるきっかけが生まれるかもしれない。
物語を伝え、感情を揺さぶり、人々を実際の行動へと駆り立てるという、映像作品が持つ力に着目し、グローバルなヘルスケア問題を人々に映像で伝えることを目指す団体。
映像作品を通じて、ヘルスケア問題についての社会的議論を促進しようとしている。また、問題を取り巻く状況をポジティブに変化させられるような取り組みが活発化することも狙っているようだ。
「Global Health Film Festival」は2015年から開催されており、今年で3度目となる。
また「Global Health Film Fellows Workshop」も毎年開催されている。このワークショップではフィルムメーカーはもちろん、ジャーナリスト、科学者、医者など一同にが集まりるようだ。そして互いの知識やスキルを寄り合わせることで、ヘルスケア問題を扱う映像作品制作の途上で生じた技術的、専門的な課題を解決する場がうまれているとのことだ。
2017 Global Health Film Festivalが開催されるのは、ヨーロッパにおけるアートの中心地として知られる、イギリス・ロンドンのバービカン。日程は2017年12月8日(金)~12月9日(土)まで。
入場用チケットは現在発売中。
先述の通り、応募できる作品形式には360°動画、VR・MR作品、アプリ、インスタレーション・アートなどがある。また、このほかにもライブイベント、パフォーマンス、ユーザーとのインタラクションを有したオンラインコンテンツなども認められているようだ。
参考URL:
Global Health Film Festival, Crossover, VRfocus
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