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様々なデバイスでVRが楽しめる時代だが…とはいえVRに触れたことのないユーザーはまだまだ多いのではないだろうか。
そこで今回は、日々公私混同でVRコンテンツに触れまくってる筆者が「これはガチ!」「ヤバイ」とオススメするVRコンテンツをオススメ&紹介しまくりたい。
はっきり言ってどれも★5つもの。
21世紀に生きるなら、最先端のVRコンテンツをプレイ…いや「体験」しないなんて勿体無いぜ!
The ClimbはOculus Rift用の、断崖絶壁を徒手空拳でのぼっていく絶対的臨場感のロッククライミング・シミュレーター。
プレイヤーはXbox Oneのコントローラー、あるいはOculus Touchを使い、タイのプーケットやアメリカのグランドキャニオン、アルプスといった山脈を素手のみでロッククライミングに挑む。
とにかく幻想的な美しい山脈のグラフィックと、足がすくむほどの臨場感がヤバ過ぎる一作だ。
その圧倒的な没入感は高所恐怖症の人はプレイできないかもしれないほど。うっかり足を踏み外したときの絶望感…無理かと思った断崖を突破できたときの気持ちよさは、もはやゲームじゃないかもしれないほどだった…。
ゲームとしても抜群に面白く、手にチョークをつけてすべり止め処置をしたり、残り握力を計算して休憩したり、複数の登山ルートが用意されていたりとシンプルな操作ながら退屈させない。
Oculus Storeでのベストセラータイトルなのも頷ける。
名作だ。
URL://www.oculus.com/experiences/rift/866068943510454/
「SUPERHOT VR」は、時間を操り、マトリックスのような超絶プレイが可能なガンシューティング。Oculus、PSVR対応。
“自分が動くときだけ、時間が進む”という斬新なゲームシステムが特徴。
まるで「敵が止まって見える」ような超人的な体験を楽しめる。
映画のスーパーヒーローのようなアクションをVRで体現できる喜び。敵弾をギリギリで回避し、銃撃する没入感。
そして…快感。
時間がゆっくりと流れ、シューティングゲームでありながらストラテジーやシミューレーションのように、戦略をじっくりと立てることができる。
この、シューティングゲームとパズルゲームのいいとこ取りのようなゲームシステムも素晴らしい。
無機質で無骨なポリゴン。レトロでもありながら、未来的ともとれるグラフィックは、アクションと同様スタイリッシュ。
センスの塊、と呼ぶにふさわしい。
余談だが、クリア時に「スーパーホッ!スーパーホッ!スーパーホッ!スーパーホッ!スーパーホッ!スーパーホッ!スーパーホッ!スーパーホッ!」と、謎のボイスが高揚感を煽る。
クールな演出の数々、無駄を廃したグラフィック、VRを題材にしたメタ要素あるストーリーなど、どこを見ても隙がない。
完全にオススメ。
URL://www.oculus.com/experiences/rift/1012593518800648/
『RAW DATA』は剣も銃も楽しめるSFシューティングアクション。
近未来を舞台にしたサイバーパンクな世界観、日本刀と銃撃、2つの武器で「無双シリーズ」のような爽快なアクションを行えるのが魅力だ。
本作の大きな特徴として(美麗なグラフィックは言わずもがな)、ルームスケールのトラッキング機能をフル活用した、没入感の高い操作性があげられる。
銃をリロードする際はハンドコントローラーを使用し、マガジンをポケットから抜き出して銃に差し込む動作を実際に身体を動かして行う。
背中に差した刀の鞘から刀を抜くときの動作は、忍者が実際にそうするように、背中に手を伸ばして抜き取るジェスチャーによって抜刀を行う。
この没入感がたまらない。
超性能の忍者やガンマンといったスーパーヒーローになりきれるのだ。
Oculus、HTC VIVEでプレイが可能であり、先日、PlayStation VRへの移植が発表された。
玉石混交のVRゲームの中で、大人気なのも頷けるモンスタータイトルである。
URL://www.oculus.com/experiences/rift/986581138113138/
本作はアイドルのライブを、まるでライブ会場にいるような臨場感で楽しめる。
もはや、ゲームではない。
そういった感想を持った怪作がこの「デレマス」こと「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」である。
ただアイドルのライブを見るだけ、と思った方、それは早合点というもの。
PS Moveコントローラー2本を使ってプレイ、もとい「ライブ体験」ができてしまう。
360度の舞台、立体音響による臨場感がすごい。
編集部でコールを行ってしまうところだった事はここだけの秘密とさせていただこう。
次々と追加コンテンツも発表され、息の長いコンテンツとなっている。
興味があるのに体感しないなんて とんでもない!
新世界への門はいつでも扉が開いているぞ。
最後に、トーキョーゲームショー2017(TGS2017)で世界初公開された、360度回転するVRデバイス「GYRO VR」を紹介したい。
遊園地のアトラクションのような大掛かりなシステムが、VR映像に合わせて360度、縦横無尽、天地無用に回転する。
筆者は朝イチで並んだが、それでも長蛇の列。注目の高さを肌でビシバシと感じた。
TGS2017 NOW 「GYRO体験!」 #VRpic.twitter.com/w5ZvBCT4Nr
— VR Inside (@VRInside_) 2017年9月21日
動画を見ればわかるが、かなりのスピード感。
だが、映像と完全にシンクロした没入感が高く、絶叫マシーンのような恐怖感はなく、酔いも起こらなかった。
現在はGEAR VRをヘッドマウントディスプレイに使っているが、担当者にインタビューしたところ、今後はOculusを使う予定や、動画コンテンツだけじゃなく、ゲームにも活用する予定があるとのことである。
さすがに家庭用になる日は遠いだろうが、アミューズメントパークなどでの運用が期待される、まさに未来を感じるVRデバイスである。
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