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2017年8月1日にリリースされたVIVE&Oculus Rfit対応VRシューティングゲーム「Gunherat」が、リリース後およそ1ヶ月足らずで大型アップデートを実施する。開発元スタジオのDrifterは、アップデート内容をまとめた動画を公開した。
以下では、以上の動画で言及されているアップデート内容をまとめる。
新ウェポン「ロケットランチャー」と「デス・ディスク」が追加される。
「ロケットランチャー」は、その名称通り小型ロケットを飛ばす武器である。発射されたロケットは、障害物にあたると爆発する。敵キャラクターに当たれば、敵は木っ端微塵となるだろう(本記事トップ画像参照)。
「デス・ディスク」は、円盤状の刃物を飛ばす武器である。発射された円盤状の刃物は、壁などに当たると反射する。この反射を利用すれば、死角にいる敵を攻撃したり、複数の敵を切り裂くことが可能となるだろう。
ウェポンのひとつであるピストルのエイミング(照準を定めること)方法が変わった。新しいエイミングシステムでは、ホログラフィックなスコープが表示されるようになった。
新ゲームモードが4つ追加される。追加されるモードは、以下の通り。
以上のような大型アップデートに加えて、2017年9月7日まで15%OFFの値下げセールを実施する。値下げした結果、通常価格¥3,480のところ¥2,958で購入できる。
「Gunheart」とはSF的な世界観のFPSで、具体的には昆虫型のエイリアンと銃撃戦を行う。シングルプレイとマルチプレイの両方に対応しており、マルチプレイではほかのプレイヤーと協力して昆虫型エイリアンと戦うことになる。
同ゲームの特徴的なところは、銃撃戦が行われるステージがプレイのたびに生成されることだ。この特徴により、プレイヤーは毎回異なったステージでプレイすることになる。このステージ生成は、ステージの地形だけではなく、出現する昆虫型エイリアンの数にも及ぶ。つまり、エイリアンの出現パターンを覚えて攻略するようなプレイスタイルが不可能なのだ。ゲームクリアのためには、純粋にシューターとしてのスキルを上げなくてはならない。
同ゲームの開発には、人気FPSゲームシリーズ「Gearsof War」と「Halo」シリーズの開発に関わったスタッフが加わっている。これらのゲームシリーズに影響されてか、SF的な世界観でありながらも、グラフィックはリアル志向となっている。
なお、現在のバージョンはアーリーアクセス版であるが、完全版は6ヶ月以内にリリースする、とのこと。完全版にはゲームモード、武器、そして敵キャラクターの種類がそれぞれ追加される予定だ。
FPS(First Person Shooting:一人称視点シューティング)は、VRゲームのなかでも人気のジャンルであり、新作が絶えずリリースされている。
本メディアが最近紹介したVRFPSに、PSVR対応タイトル「Megaton Rainfall」がある。
同タイトルは、地球侵略を企てるエイリアンを迎え撃つという典型的とも言えるSF的世界観のFPSだ。ゲームグラフィックも、映画「インディペンデンス・デイ」を彷彿とさせるような既視感のあるものである。
同タイトルの特異なところは、エイリアンを迎え撃つプレイヤーが操作する主人公にある。主人公は、ゲーム開始時点で街まるごと破壊できるような超人的存在なのだ。それゆえ、FPS(First Person Shooting:一人称視点シューティング)といっても描写される景色は通常のヒトからではなく、高層ビルよりも高い「巨人」から見える鳥瞰的な視界なのだ。
もっとも、プレイヤーは操作する巨人は最初は歩くことしかできない。しかし、次第に強くなり、空を飛んだり、宇宙空間に突入したり、最後には太陽の表面を歩けるようになる。
同タイトルは、FPSとしては典型的なゲームシステムながらも、そのゲーム設定が特異なところが最大の魅力となっている。
VRFPSは、プラットフォームを問わず今後も数多くリリースされるだろう。
「Gunheart」のSteeamページ
http://store.steampowered.com/app/551700/Gunheart/
「Gunheart」の大型アップデートと値下げセールを報じたRFocusの記事
https://www.vrfocus.com/2017/09/gunheart-update-adds-new-weapons-elite-mode-pvp-levels-and-more/
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