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Unity Technolohiesがホラーフィルムシリーズ「Saw」の最新作「Jigsaw」のVR広告のためにLionsgateとパートナーになったことを発表した。
Unityの新VR広告プラットフォーム「Virtual Room」で、映画の広告コンテンツ「Jigsaw VR」が配信される。
10月27日の映画公開に向けて2017年秋から配信開始される予定だ。
Unity TechnologiesがSawホラーフィルムシリーズの最新作「Jigsaw」の宣伝のためのVR広告をリリースするためにLionsgateとパートナーになったことを発表した。
Sawは世界中で累計8億7300万ドル(約987億574万円)の興行収入を収めたLionsgateの人気ホラーシリーズだ。
Unityで制作された新広告フォーマット「Virtual Room」で、Jigsaw VRの広告コンテンツはリリースされる。
このVirtual RoomはUnityで作られたVRアプリならどんなものでも組み込み可能で、幅広いユーザーにVR広告を配信することができる。
Virtual RoomではVRショートコンテンツを楽しみながら、新しい映画について知ることができる、また近日公開の映画広告のなかから気になるものをセーブする機能もある。
Jigsaw VRのVirtual Roomは広告ガイドラインInteractive Advertising Bureau(IAB)のもと制作されており、映画のリリース、10月27日に先行して、2017年秋から配信開始される予定だ。
Unity Technolohies、モバイル&VR/ARアドバタイジング、Agatha Bochenek氏 コメント:
「Unityではカスタマーが広告を消費する方法を見直したいと考えていました。
アドバタイジングエンターテインメントの新しいフォームを作るために、Lionsgateのようなスタジオと仕事をできることは光栄です。
私たちのゴールは広告社がハイクオリティで記憶に残るようなコンテンツを早く制作できるようにすることと、どのVRプラットフォームでもユーザーがスムーズに見れるようにすることです。」
現在存在しているVRコンテンツの3分の2を制作しているプラットフォーム、UnityにとってVR広告を始めるのは自然の流れといえる。
VRではないモバイルアプリでは、Unityはモバイルゲームにおいて最大の独立広告プラットフォームを提供しており、ユーザーは10億人を突破している。
この新VR広告コンテンツはUnityエンジンをとおして、世界中で使えるようになる。
VRが急成長するなか、デベロッパーにとってこの新しい広告プラットフォームは重要なものになってくるだろう。
またJigsaw VRのVirtual Roomはパイロットプログラムで、UnityのVR広告機能を紹介するために作られたものでもある。
Lionsgate、デジタルマーケティング、シニアバイスプレジデント、David Edwards氏 コメント:
「ダイ・ハードシリーズとともにソウシリーズも最新作を期待されている人気シリーズです。
今回そのSaw最新作である、JigsawがVRの世界に入ることを、バーチャルテクノロジーに期待しているものとして楽しみです。」
Virtual RoomはVR/ARの両方で25プラットフォームに対応し、マーケットのVR/ARコンテンツの3分の2を制作しているUnityを使った、新VR広告プラットフォームだ。
Virtual Roomはゲームのストーリーラインに自然に登場するようになっている。
また強制的見なければならない広告とは違い、プレイヤーはルームに入るか入らないかを選択することが可能だ
ルームに入ると30秒から60秒ほどのVR広告コンテンツが始まり、コンテンツが終わると、リワードまたはギフトのようなものがもらえるようになっている。
リワードなどの詳細は明らかになっていないが、組み込まれたコンテンツに関係するものになるではと思われる。
参照元URL: http://www.businesswire.com/news/home/20170712005450/en/Unity-Technologies-Partners-Lionsgate-Create-First-of-its-Kind-Interactive, https://create.unity3d.com/vrads
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