- 週間ランキング
VR上でイベントやライブを楽しめる「cluster.」を運営するクラスター株式会社は、シリーズAラウンドで総額約2億円の第三者割当増資を実施した。
引受先は、エイベックス・ベンチャーズ株式会社、ユナイテッド株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、Skyland Venturesの4社と個人投資家となっており、エイベックス社とは業務提携を行ったことを発表した。
またあわせて、本日5月31日より「cluster.」正式版サービスが一般ユーザー向けにオープンしたことも発表された。
2016年2月に「cluster.」のα版を公開した後、一般ユーザーが自由にイベントを開催できる環境構築とユーザビリティー改善が行われ、今回の正式版をリリースとなった。
今後は、人気コンテンツを有する企業との協業を積極的に進めていくとともに、スマートフォンやモバイルVRといったマルチデバイス対応を含めてプロダクト改善を進めていくとしている。
「cluster.」正式版サイト
https://cluster.mu/
クラスターは今後の事業拡大のため、エイベックスとの資本業務提携を実施しました。
当社は、VRライブエンターテイメント市場でのサービス提供を目的として提携を進めており、2017年5月12日には秋元康氏らが資本参画しているパルス社との業務提携も既に発表しています。
今後「cluster.」とVRを一般ユーザーへ訴求していくためには、有力なコンテンツホルダーと提携し、「cluster.」でしか味わえない独自のVR体験を作っていく必要があると考えております。
その観点で、アーティストやアニメ、2.5次元アイドルと多岐にわたってコンテンツを有するエイベックスと提携し、新しいエンタメ体験の創造にチャレンジしてまいります。
「先日の第1回 avex Enter-Tech ピッチイベントにおいて、クラスターが有する高い技術力のみならず、加藤社長の溢れんばかりの情熱を肌で感じ、自分から審査員賞を出させていただいた。
今後、クラスターが有するVRのプラットフォーム技術とavexの既存事業とが様々なシナジーや化学反応を起こし、全く新しいライブやイベントの形が生まれて行くことを強く期待している。」
「クラスター社及びその経営幹部には、この仮想空間上のコミュニティサービスをやる必然性があり、そこには退路を絶った覚悟を感じました。VRという文脈の追い風を受けつつ、本質的に自分たちがやりたいことを研ぎ澄ませ、結果を出してもらいたいです。私も経営的な観点でサポート出来ることは全力で支援していきたいと思います。」
「VRはエンドユーザーの環境としてはまだまだ端緒についたところですが、今後どういうユースから普及していくかと考えた時に、映像やゲームといった純粋なコンテンツだけでなく、他の人と交わるソーシャルな空間というのも可能性があると思われます。共感や一体感といったものも従来のネットサービスのレベルを一段超えた体験が提供されることを期待しています。」
「cluster.」は、誰もがVR空間上でルームを作って動画視聴やイベント参加、ライブ体験を共有して楽しめるVRソーシャルルームアプリで、数千名規模のイベントを開催することが可能なものだ。
なお、今回のタイミングでは、一般ユーザーは参加費無料のイベントのみ開催することが可能で、有料チケット機能については問合せに応じて個別に提供される予定とのことだ。
また、初期の対応機種は、VRデバイス(OculusRift CV1/HTC VIVE)とPC(Mac/Windows)となっており、その他のデバイスにも順次対応していく予定となっている。
参照元:ニュースリリース
VRアプリ「cluster.」を運営するクラスターがイグニス子会社のパルスと業務提携
クラスター株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:加藤直人、以下「クラスター」)は、スマートフォン向けアプリの企画・開発・運営・販売を行う株式会社イグニス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:銭錕、以下「イグニス」)の子会社でVR領域を手掛けるパルス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:銭錕、以下「パルス」)と2017年5月12日付で業務提携契約を締結したと発表したという記事。
ソーシャルVRアプリ「cluster.」5月世界に向けて配信決定!ティザーサイトも公開
クラスター株式会社は、VR上でルームを作って動画視聴やイベント参加、ライブ体験を共有して楽しめるVRソーシャルルームアプリ「cluster.」α版の改善・機能追加を行い、2017年5月中に日本語版・英語版を正式リリースすると発表したという記事。
Copyright ©2017 VR Inside All Rights Reserved.