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東京, 2023年11月17日 - (JCN Newswire) - インド最大規模のベンチャーキャピタルである Chiratae Ventures(インド、バンガロール、Sudhir Sethi創業者兼会長、T.C.M. Sundaram創業者兼副会長)は、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社創業CEO渋澤健氏をアジア地域アドバイザリーボードに任命したことを発表します。渋澤氏の就任によりアジア市場の拡大へ貢献してまいります。
Chiratae Venturesは、投資家基盤、新興市場としてアジアの重要性が急速に高まっていることを認識し、長年にわたり日本に積極的に進出してきました。Chiratae Venturesが持つ影響力は強く、日本生命保険相互会社のファンド・オブ・ファンズや株式会社アシックスなどの大口投資家や、JSR株式会社のCropin Technology Solutions Private Limitedへの投資に代表される日本企業によるChiratae Venturesポートフォリオ企業への共同投資、そしてLenskart Solution Private Limited(以下、Lenskart)とOwndays株式会社(以下、Owndays)のパートナーシップに代表されるChiratae Venturesポートフォリオ企業の日本でのプレゼンス拡大まで広く及んでいます。
これについて、Chiratae Venturesの創業者兼会長であるSudhir Sethi氏は「自動車とインフラに続き、デジタルエコシステムがインドと日本のビジネスのつながりに深く関わるでしょう。その代表例が、世界15カ国におけるプレゼンス強化を目的とした当社ポートフォリオ企業のLenskartとOwndaysとの戦略的パートナーシップです。ポートフォリオ企業の潜在市場として、また資本ベースとして、日本の金融機関、事業会社は、インドとの関係を深めることで多くのものを獲得し、同時に多くのものをインドに提供することができます。渋澤氏が産業界との深いつながりを持ち、インドと日本のビジネスパートナーシップの第3の波を作っていく手助けをしてくださることを誇りに思っています。」と述べています。
シリアルアントレプレナーである渋澤健氏は、シブサワアンドカンパニー株式会社の最高経営責任者(CEO)およびコモンズ投信株式会社の創設者兼会長を務めています。また、アフリカに焦点を当てたインパクトファンドである株式会社and Capitalの創設者兼CEO、ブランズウィック・グループとベイン・アンド・カンパニー・ジャパンのシニア・アドバイザーでもあります。
渋澤健氏は「Chiratae Venturesの歩みは、インドにおけるベンチャーエコシステム成長の代名詞であり、Chiratae Venturesは投資家、提携先、そのポートフォリオ企業にわたって日本で最大の存在感を示すインド最大の国内VCファンドです。この度のアドバイザリーの役割を通じて、今後つながりを強めていくインドと日本のビジネス関係に新たな価値を提供し、Chiratae Venturesとそのポートフォリオ企業が日本企業とのシナジーを見つけていく手助けをすることを楽しみにしています。」 と就任への興奮を覗かせています。
渋澤氏は「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家・渋澤栄一の経営理念を現代に表現した功績から、ステークホルダー資本主義に関する日本を代表する人物として知られています。シブサワアンドカンパニー株式会社は、2001年に設立された、オルタナティブ投資、ESG/SDGs対応、人材育成を専門とする戦略アドバイザリーファームです。一方、2008年に設立されたコモンズ投信株式会社は、日本の世帯に長期投資の機会を提供する投資信託として運営されています。2023年にはアフリカにおけるインパクトファンドの運用会社として株式会社and Capitalを設立しました。渋澤氏は、JPモルガン、ゴールドマン・サックスでの豊富な業務経験を持ち、グローバルヘッジファンドであるムーア・キャピタルの東京オフィスの代表マネージング・ディレクターを務めた経験があります。
また、経済同友会のGlobal South Africa Committeeの理事兼共同委員長も務める他、岸田首相が設置した「新しい資本主義実現会議」など、政府の各種委員会の委員も務めています。東京大学総長室顧問、国連開発計画(UNDP)SDGインパクトの運営委員、IFVI(International Foundation for Valuing Impacts)理事、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)議長特別顧問、GSG(Global Steering Group for Impact Investment)ナショナル・アドバイザ リー・ボード・ジャパン会長なども務める。最近では、広島サミットでG7首脳が承認したグローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ(トリプルI)の共同責任者に任命されました。
東アジア地域のインベスター・リレーションズ部門を率いる、プリンシパル・インベストメンツのアヌープ・メノン氏は、「Chiratae Venturesは2018年から日本に積極的に関与しています。渋澤氏と私たちの連携は、Chiratae Venturesの信頼性と実績の大きな証であるだけでなく、インドのベンチャーエコシステム全体がグローバル市場への関与を増やしていくにあたっての、その秘めた力への自信の表れでもあります。今後は、日本でのコラボレーションを強化し、連携先に戦略的な恩恵をもたらすために、日本でのプレゼンス確保を視野に入れています」と話しました。
Chiratae Venturesは、5番目のフラッグシップベンチャーキャピタルファンドを立ち上げ、日本を含むグローバル投資家からの関心が高まっています。5号ファンドは、人口規模のソリューション、ディープテックイノベーション、 垂直統合、コンシューマーテック、SaaS、ヘルステック、フィンテック、ディープテックなどの分野にわたるオムニチャネルリーチをテーマにしています。渋澤氏は、インドの技術の可能性を信じるChiratae Venturesのビジョンを推進し、インドと日本のパートナーシップを日本のより多くの人々に広める重要な役割を果たします。
Chiratae Venturesについて
Chiratae Venturesは、17年の歴史を持つインドのテクノロジーベンチャーキャピタルファンドアドバイザーで、(6つのファンドにわたって)合計で11億8000万ドルの運用資産、130回以上の投資、50個のエグジット実績、9つのユニコーン、3つのIPO実績を持ち、過去12年間毎年、LPに資本を還元した実績を持つファンドにアドバイスを行ってきました。Chiratae Venturesが助言するファンドは、コンシューマーテック、 SaaS、フィンテック、ヘルステックなどのセクターに投資しており、Bizongo、Fibe、FirstCry、Flipkart、Lenskart、Myntra、Pixis、PolicyBazaar、Uniphoreなどの企業の初期段階に投資家となっています。
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