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TOKYO, Jun 15, 2023 - (JCN Newswire) - KT Corporation(以下KT)、株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)、富士通株式会社(以下富士通)、SOLiD Technologies(以下SOLiD)、キーサイト・テクノロジー(以下キーサイト)および韓国電子通信研究院(以下ETRI)は、韓国国内におけるオープンRANエコシステムの拡大を担当する科学技術情報通信部およびNational Information Society Agency(以下NIA)により運用される5Gテストベッドセンターにおいて仮想化技術を用いたオープンRAN対応の5G基地局(vRAN)を導入した検証設備を構築し、2023年6月にマルチベンダーでの接続試験に成功しました。また、この接続試験の結果を2023年6月に開催された「O-RAN PlugFest(注1) Spring 2023」にて公開しました。本基地局はドコモが富士通などのパートナー企業と推進している「OREX™(注2)」の活動の一環で開発されたものです。本マルチベンダー接続試験成功の成果を踏まえて、KT、ドコモ、富士通、SOLiDは、今後、オープンRANやRANインテリジェント化(注3)のグローバルでの更なる普及に向けて連携を拡大していきます。
KT、ドコモ、富士通、SOLiD、キーサイトおよびETRIは、2023年6月に、韓国国内におけるオープンRAN拡大を担当する科学技術情報通信部およびNIAの韓国城南市にある5GテストベッドセンターにおいてvRANの検証設備を用いたマルチベンダーでの接続試験に成功しました。各社は、この接続試験の結果を、O-RAN ALLIANCE がO-RANのエコシステムの拡大を目的に主催する国際的なイベント「O-RAN PlugFest Spring 2023」で公開しました。マルチベンダー構成でのvRAN設備の構築は韓国国内では初となります。
「O-RAN PlugFest」は、異なるベンダーの基地局機器の相互接続性の確認試験を行い、その結果を共有するイベントであり、各社が5Gテストベッドセンターに構築した検証設備と同様の仮想化技術を用いたオープンRAN対応の5G基地局を用いて、O-RAN ALLIANCEの標準仕様に基づく適合試験や、マルチベンダーの相互接続性試験およびエンドツーエンドの通信試験(注4)のデモンストレーションを実施しました。
デモンストレーションで用いられた無線制御部(DU: Distributed Unitおよび CU: Centralized Unit)は、NVIDIA Corporation製のハードウェアアクセラレータと、Wind Riverより提供を受けた仮想化プラットフォーム上で動作する富士通製のソフトウェアを組み込んだ汎用サーバーで構成されています。
今回の5Gテストベッドセンターおよび「O-RAN PlugFest Spring 2023」での検証において、KTはvRANの構築とエンドツーエンドの通信試験、ドコモと富士通は無線制御部の相互接続性試験を担当しました。また、SOLiDとETRIはオープンRAN対応の無線子局部(RU: Radio Unit)を用いた相互接続性試験およびO-RAN ALLIANCEの標準仕様に基づく適合試験、キーサイトは分析監視と試験自動化ソリューションを担当しました。
「O-RAN PlugFest Spring 2023」に先立ち、KT、ドコモ、富士通、SOLiDの4社は仮想化技術を用いたオープンRAN対応の無線制御部および無線子局部のマルチベンダー相互接続性試験に成功しています。この度の試験およびデモンストレーションで用いられたvRANは、ドコモと富士通を含むパートナー各社により推進されるOREXプロジェクトの一部として開発されたものです。
KTは、今後韓国国内の官民協力組織であるORIA(注5)に参画し、韓国におけるオープンRANエコシステムの拡大に積極的に寄与していきます。さらに、KT、ドコモ、富士通、SOLiDは、今後オープンRANやRANインテリジェント化の更なる普及のため連携を拡大していきます。
詳細につきましては下記サイトをご参照ください。
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/06/15.html
概要: 富士通株式会社
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