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TOKYO, Oct 30, 2018 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、三菱商事)は、100%子会社である三菱商事パワー株式会社(以下、三菱商事パワー)を通じて、2017年4月に関西電力株式会社(以下、関西電力)と共に「相生バイオエナジー株式会社」を設立し、バイオマス発電の事業化を推進してきました。本日、プロジェクトファイナンスによる融資を受け、バイオマス発電所建設に必要となる詳細設計、機器調達に着手しましたことをお知らせいたします。
本事業は、関西電力が兵庫県相生市に保有する相生発電所2号機(定格出力37.5万kW、2018年4月1日より休止中)の燃料を、重油・原油から木質バイオマスペレットへ変更し、バイオマス発電所を運営するものです。既存設備のボイラー・燃料運搬コンベアなどの改修・新設工事、タービンなどの換装工事を実施し、バイオマスペレットを燃料とする発電所に改造します。営業運転開始は2023年1月、運転期間は20年を予定しております。
本バイオマス発電所は、生物由来の木質バイオマスペレットを燃料に使用することで、二酸化炭素の排出抑制(*)を実現すると共に、再生可能エネルギーの課題である間欠性のない安定的なベース電源としての役割を果たします。
(*)生物由来のバイオマス発電の燃料は、成長段階で吸収したCO2と燃焼時に発生するCO2が等しいという考え方から(=カーボンニュートラル)、バイオマス利用により大気中のCO2を増加することは無いとされます。
三菱商事はグループ各社と共に、国内外で再生可能エネルギー事業を手掛けております。国内においては三菱商事パワーが太陽光発電、風力発電をはじめとした再生可能エネルギー事業を手掛けており、本事業はその一環となります。
三菱商事は、再生可能エネルギーをはじめ、経済価値・社会価値・環境価値の三価値同時実現に資する事業への取り組みを強化しております。2030年までに発電量の20%超を再生可能エネルギー由来とする目標の早期達成を目指します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2018/html/0000035912.html
概要:三菱商事株式会社
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