- 週間ランキング
TOKYO, Jul 26, 2018 - (JCN Newswire) - 富士通株式会社(以下、富士通)と富士通コンポーネント株式会社(以下、FCL)は、本日開催の両社の取締役会において、FCLに関わる資本構成の変更を行うことを決議いたしました。
FCLは1995年に、富士通グループ各社で取り組んでいた電子部品事業の集約・強化を目的に、富士通と株式会社高見澤電機製作所(以下、高見澤)との共同出資により、富士通の電子部品に関する事業部門と高見澤の設計・販売部門を統合する富士通高見澤コンポーネント株式会社として設立され、その後フォーメーション変更により2001年に現在のFCLグループになりました。FCLは、1995年以降、富士通の子会社でありながらも富士通グループの電子部品事業を担う会社として独立した事業展開を進めると同時に、富士通とのシナジーを追求しながら、すべてのお客様の価値向上に貢献する電子部品企業を目指して事業活動を継続してまいりました。直近5年間は、順調に売上を拡大し、成長の基盤を構築することが出来ましたが、今後の更なる成長には資本の充実と富士通グループを含めた広範なお客様との一層のシナジーが必要であるとの認識に到りました。
富士通は、IoTが進化する中で、優位性を持つテクノロジーソリューションに経営資源を集中させ、「つながるサービス」として、グローバルに競争力を高めるとともに、電子部品を含めたデバイスビジネスについては、グループ内のシナジーを追求しつつ、単独でも競争に勝ち抜く製品開発とビジネス展開を目指す独立事業として位置づけることを、2015年10月の経営方針で発表しました。
このような両社の方針及び認識を基に、FCLの資本拡充及び富士通との連携継続を前提として、FCLの資本及び事業計画に関する検討を進めた結果、FCLは独立系投資会社ロングリーチグループの関連会社(FCホールディングス合同会社)からの増資を受け、さらに富士通がFCLの自社株買いに応じることで、資本持分を富士通25%、ロングリーチグループ75%とすることに決定しました。これにより、FCLの資本に関して大幅な充実が図られることから、独立性を高めつつ成長力の強化を図れる財務基盤が確立されるものと考えています。同時に、FCLは富士通の関連会社として、IoTソリューションの一部を構成する電子部品の設計・製造力を活かすなど、グループ内のシナジーを追求しつつ、ワールドワイドに保有する顧客基盤を一層深化させることが可能となることから、FCLの事業基盤の一層の強化に資するものと判断しております。
なお、FCLの社名、ブランド、従業員及び事業体制については今後も変更ありません。
詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/07/26-1.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。