HONG KONG, Feb 7, 2017 - (JCN Newswire) - 世界中のトップ経営者のリーダーシップ組織であるYPOは本日、2016年第4四半期にアジア地域のビジネスリーダーの信頼感が1.2ポイント上昇したことを発表しました。同地域のほとんどの主要経済で緩やかにGDPが成長したことから、アジアのYPO Global Pulse信頼感指数は61.2ポイントにまで上昇しました。
アジア地域のビジネスリーダーは、米国のリーダーよりも慎重な見通しを示しましたが、欧州のCEOよりも楽観的でした。アジアのYPO Global Pulse信頼感指数が、グローバルの総合スコアを下回ったのは、2015年10月以来です。グローバルでは、信頼感の持ち直しを反映し、楽観的な62.2ポイントを記録しました。
世界的に見ると、2016年第4四半期のYPO Global Pulse信頼感指数は3.0ポイント上昇し、過去2年間で最高水準となる62.2ポイントを記録しました。米国の信頼感は4.2ポイント上げ、2015年1月以来最高水準となる64.6ポイントで、世界で最も高い数値となりました。欧州における信頼感は安定的に推移し、楽観的なスコアである60.9にまで小幅上昇しました。その他、ラテンアメリカでは信頼感は2.4ポイント上げ58.3ポイントとなり、中東・北アフリカでは5.6ポイントと大幅な伸びを示し、59.5ポイントを記録しました。アフリカでは信頼感は0.8ポイント下げ54.7ポイントとなり、EU域外の欧州に次ぐ、世界で2番目に低い数値でした。EU域外の欧州では、2.5ポイント上げ54.3ポイントを記録しました。
アジアにおける重要な調査結果
CEOは販売、雇用、固定資産投資の増加を期待
アジアでは、2016年第4四半期にYPO Global Pulse主要3指標である販売、雇用、固定資産投資のすべてにおいて増加しました。