IPコンテンツの企画・制作・ビジネス展開を行う株式会社Plottは、シリーズBラウンドにおいて、ジャフコ グループ株式会社、株式会社MIXI、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合、SMBC日興証券株式会社の計6社から10億円の資金調達を実施した。

 

ショートアニメ累計再生100億回再生のPlottが6社より合計10億円の資金調達へ

Plottはショートアニメを中心にIPコンテンツの企画・制作・ビジネス展開を行っているクリエイティブ企業。

主にYouTubeやTikTokにおけるアニメ作品や、webtoon作品のプロデュース・制作を行っているほか、自社IPを用いたゲーム、音楽、グッズなどのビジネス展開を行っている。

「日常に温度を。世界に熱狂を。時代に灯火を。」を理念とし、日本を代表する次世代のクリエイティブ企業を目指しており、これまで数多くのIPコンテンツを世に送り出し、YouTube領域では累計チャンネル登録者1,000万人、累計再生回数は100億回となり月間再生回数5億回を突破。

IPの二次利用においては、2024年度の売上実績が昨年対比で450%の成長を遂げた。

なかでも『テイコウペンギン』を題材にしたハイブリッドカジュアルゲーム『テイペンウォーズ~ブラック企業破壊大作戦~』は、30万ダウンロードされている。

今回調達した資金は「日常に温度を。世界に熱狂を。時代に灯火を。」の実現に向け、2年間でIP100作品、新規事業の創出と、それに伴う採用活動に積極的に投資すると説明した。

 

今後の展望

中期経営スローガンとして「IP革命」を掲げ、2026年末までに新規IPを100作品創出、IPを起点にした新たなビジネス領域への拡大に向けてハイブリッドカジュアルゲーム10作品、楽曲50曲の制作とオフラインイベントの開催、体制としてはプロデューサー100名の採用を目指すとのこと。

昨今では、ショートアニメや縦読み漫画などの新たなフォーマットの台頭によって、エンタメ産業においても新たなマネタイズ手法が生まれるようになっている。

これを受けPlottは、これまでYouTube・TikTokにおけるショートアニメの事業化やwebtoon事業への参入など、刻々と変化するプラットフォームに迅速に適応してきた。

今後も若年層を起点に生まれる流行を敏感に掴み、新しい制作形態やビジネスモデルの創出を目指すほか、ユーザー、クリエイターなどのコンテンツに関わるステークホルダーと心地よい関係性を構築し、アニメ・漫画に代表される日本のエンタメ産業の成長に貢献していくと説明している。

ぜひPlottの今後の活動に注目してみてほしい。

Plott公式サイト:https://plott.tokyo/

情報提供元: 電脳反響定位(エコーロケーション)
記事名:「 「Plott」SMBC日興証券など6社から10億円の資金調達を発表