デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む現代において、企業は業務の効率化と効果的な顧客対応を求めるようになっています。特に営業活動においては、迅速かつ正確な商談設定が重要視されており、そのニーズに応えるのが株式会社immedioが提供する商談獲得自動化ツール「immedio」です。今回は、株式会社才流がこの「immedio」を導入し、どのような成果を上げたのかを深掘りします。

株式会社才流は、BtoBマーケティングや法人営業、新規事業のコンサルティングサービスを提供する企業です。顧客のビジネス課題を解決するためのメソッドを数百の成功事例から導き出しており、その専門家たちが高い精度で問題解決を行っています。しかし、同社はある大きな課題を抱えていました。それは、Webサイトでの問い合わせから初回商談までのリードタイムを短縮することでした。

顧客に迅速かつスムーズな対応を行うためには、商談の設定をいかに効率的に行うかが鍵となります。そこで、株式会社才流は「immedio」の導入を決定しました。

immedio導入の結果、株式会社才流が得た最も顕著な改善点は商談創出数の増加です。実際、導入前と3か月間の商談設定数を比較したところ、Webサイトから初回商談までのリードタイムが平均で2日以上短縮されたことが確認されました。また、従来なら相談に至らなかった顧客層にアプローチすることが可能になり、特に商談化率が例年低下する予算消化シーズンでも、問い合わせからの商談化率は25%も増加しました。このように、immedioは株式会社才流の営業活動において、重要な役割を果たしています。

もう一つの大きな変化は、インサイドセールスの業務効率化です。これまで商談設定に多くの時間を費やしていたインサイドセールスは、immedioの導入により、顧客とのヒアリングにより多くの時間を費やせるようになりました。結果として、質の高い商談設定が可能になり、商談数自体を効率的に増やすことができました。確度の低い商談を事前に避けることもでき、無駄な時間の削減にも繋がっています。

株式会社才流の井出様は、「弊社ではさまざまな種類のサービスを提供しているため、問い合わせの内容に応じた適切な担当者を割り当てる必要があります。immedioは実際にサービスの内容に基づいて、柔軟に適切な営業担当者のカレンダーを表示することができるのです。この柔軟性こそが導入の大きな理由の一つです」と述べています。

他方、小島様も導入に関して最初は不安だったものの、実装後には何の問題もなく機能していることを確認し、業務効率化に貢献していると評価しています。immedioは常に機能改善が行われているため、ユーザーの期待に応える品質向上が進んでいる点も強調されています。

「immedio」は、商談獲得を自動化するツールであり、企業が現在利用するフォームやThanksページに埋め込むことで、日程調整画面を自動的に表示させることができます。このシステムは、フォームの入力情報を基にリードの見極めと割り当てを自動的に行い、適切な担当者の空きスケジュールを提示します。さらに、GoogleやOutlookなどのカレンダー、ZoomやMeetなどのビデオ会議ツールとも連携しており、見込み客が選択した日時に会議通知が自動送信されるのです。

このように「immedio」は、従来の日程調整ツールの問題点を解消し、業務プロセスの無駄を省くことに成功しています。特許取得済みの独自技術によって、商談化率や受注率を大きく改善することが可能となっています。

株式会社才流の商談獲得自動化ツール「immedio」の導入により、同社は商談化率を125%向上させ、リードタイムを2日短縮することに成功しました。インサイドセールスのリソース削減と商談創出数の最大化を実現したこの事例は、BtoB営業の新たなスタンダードを構築する可能性を秘めています。

今後も企業はこうした効果的なツールを活用し、営業活動の効率化と顧客への迅速な対応を追求していくことが求められます。このような成功事例が一つでも多く生まれることを期待しています。

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 コンサル会社が商談の調整を自動化するSaaS導入、問い合わせからの商談化率が25%増加