KDDIがデータ使い放題の新料金を発表!毎月最大4,700円相当を還元、あなたはどの条件から整える?
KDDI株式会社は、データ使い放題のスマホ料金「auバリューリンク マネ活2」「使い放題MAX+ マネ活2」を2025年12月1日に提供開始します。本プランはauじぶん銀行との連携を強化し、銀行残高や支払い方法、決済利用に応じて毎月合計最大4,700円相当の還元を受けられるのが特徴です。スマホ料金の特典として円普通預金口座へキャッシュバックするのは通信業界で初としています。提供開始に伴い、既存の「auマネ活バリューリンクプラン」「auマネ活プラン+」は2025年11月30日で新規受付を終了します。加入中の利用者が新プランを使うには料金プラン変更の手続きが必要です。DX担当者は通信と金融のセット設計が顧客接点の強化に直結する点に注目すべきです。
本プランの特典は三つあります。 第一に、au PAY ゴールドカード会員でauじぶん銀行の円普通預金残高に応じ、最大550円を毎月キャッシュバックします。第二に、通信料の支払方法としてau PAY カードやauじぶん銀行を設定すると、条件により毎月最大1,650円をキャッシュバックします。第三に、au PAYやau PAY カードの決済でポイント還元率が上乗せされ、最大2,500ポイントが付与されます。 合計で毎月最大4,700円相当の還元となります。 加えて、三菱UFJ eスマート証券でのクレカ積立では、カード種別や条件に応じてポイント還元率が上乗せされます。 開始記念として、auじぶん銀行のATMや振込手数料を実質無料にするプログラムも案内されています。
料金は、各種割引適用後で「auバリューリンク マネ活2」が月額8,228円、「使い放題MAX+ マネ活2」が8,008円です。 特典を最大限活用した場合の実質負担額イメージは、それぞれ3,528円と3,308円となります。 テザリングとデータシェアは月60GBの上限があり、月間200GB超で最大5Mbpsの制限が適用される点も示されています。なお、家族割プラスとau PAY カードお支払い割は適用対象外ですが、家族割プラスのカウント対象には含まれます。KDDIは動画や音楽サービスを組み合わせた各種パックも同日に提供開始します。 企業は自社の料金や会員プログラム設計において、金融連携による可視的な還元の提示が解約抑止とLTV向上に有効である点を参考にするとよいでしょう。
2025年12月1日からは、auとUQモバイル利用者を対象に、預金残高が50万円以上で毎月100円を最大12カ月プレゼントする「銀行あずけて特典ミニ」も提供されます。 還元条件の判定はau IDやカード、銀行口座の登録状況に基づくため、ユーザー側の設定完了が前提です。 実務的には、支払方法の最適化、ゴールドカードの保有可否、決済額の配分を家計と照らして設計すると還元の取りこぼしを防げます。 企業のDX推進担当は、アプリ内での条件進捗の見える化、翌月還元のタイミング告知、対象外利用の明確化など、体験設計の改善が満足度に直結することを意識すると良いでしょう。
詳しくは「KDDI株式会社」の公式ページまで。