銀行口座不要に PayPayユーザーは即PAT登録が可能 eKYC完了と20歳以上が条件
日本中央競馬会(以下、JRA)とPayPay株式会社(以下、PayPay)が2025年12月19日(予定)より、インターネット馬券購入サービス「即PAT」とPayPayの連携を開始します。これは、「即PAT」がコード決済事業者からの入金(チャージ)に対応する初めてのケースとなります。
「即PAT」がPayPayと連携、馬券購入がさらにスムーズに
連携の開始により、PayPayマネーの入金(チャージ)を「即PAT」の馬券購入資金として使用できるようになります。これにより、有馬記念などの大きなレースでも「PayPay」から「即PAT」への入金(チャージ)を行うことが可能となります。
銀行口座不要、PayPayユーザーは「即PAT」への登録が可能に
従来、「即PAT」の登録にはJRAが指定した銀行の口座が必要でした。しかし、この連携により、JRA指定の銀行の口座を保有していなくても、「PayPay」のユーザーは「即PAT」への登録が可能となります。「PayPay」は約1,000社の金融機関に対応しているため、普段利用している金融機関から「PayPay」を通してPayPayマネーによる馬券購入資金への入金(チャージ)が可能となります。
「PayPay」と「即PAT」の連携による、ユーザーへのメリットと注意点
「PayPay」で本人確認(eKYC)を完了した20歳以上の方が「即PAT」へ「PayPay」を連携させることができます。払戻金などを受け取る際には、本人名義の金融機関口座の登録が必要となります。なお、「PayPay」から「即PAT」への入金(チャージ)は、一節に10万円まで、また、1日2回までは手数料が無料ですが、3回目以降の入金は、1回につき15円(税込)の手数料がかかります。
「即PAT」への「PayPay」連携の将来性
このコラボレーションは、JRAとPayPayがユーザーエクスペリエンスの向上を目指す一環と言えます。「PayPay」ユーザーが「即PAT」を気軽に利用できるようになることで、馬券購入の新たなスタイルが広がり、競馬業界全体の活性化につながることが期待されます。
詳しくは「PayPay」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部